兵庫県警垂水署は8月3日、14歳の女子中学生に裸の写真や映像を送るよう求めたとして、映像送信要求の疑いで、神戸市立中学校に勤務する任期付き教員、沖翔磨容疑者(23)=神戸市西区西区樫野台=を逮捕した。
沖容疑者は警察の調べに対し、「裸を撮影して送信するよう要求したことに間違いない」と供述し、容疑を認めているという。
「全部見えるように」TikTokのチャットで要求か
逮捕容疑は7月14日午後7時から8時ごろ、面識のある女子生徒に対し、動画投稿アプリ「TikTok」のチャット機能を使い、わいせつな写真や映像を送信するよう要求した疑い。
女子生徒のスマートフォンには、沖容疑者とみられるアカウントから「全部見えるように」「おれしか見ない」「下も見せてくれていいねんで」などのメッセージが届いていたという。
沖容疑者は女子生徒と面識があり、相手が14歳であることを認識していたとみられる。要求が複数回にわたっていたとの情報もあるが、女子生徒が撮影した写真や映像が沖容疑者へ実際に送信されたかどうかは、現時点で明らかになっていない。
家族がスマートフォンを確認して発覚
事件は、女子生徒の家族がスマートフォンを確認したことで発覚した。
家族が端末を確認した際、沖容疑者とみられるアカウントとの1対1のやり取りや、女子生徒が自身の体を撮影した画像を発見。学校へ連絡し、教育委員会を通じて垂水署に通報があった。
警察によると、現時点で画像が外部へ流出した事実は確認されていない。垂水署は、性的な画像が一度拡散すると回収が極めて困難になるとして、相手との関係にかかわらず裸の写真などを送らないよう注意を呼びかけている。
2023年施行の「映像送信要求罪」を適用
映像送信要求罪は、16歳未満の子どもに対し、性的な部位を露出した姿などを撮影し、その画像や映像を送信するよう要求する行為を処罰する規定で、2023年7月に施行された改正刑法で新設された。
違反した場合の法定刑は、1年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金とされている。
垂水署は、沖容疑者と女子生徒の関係や、SNS上のやり取りに至った経緯などを詳しく調べている。
編集部まとめ
生徒を指導し、安全を守る立場にある教員が、面識のある女子中学生に性的な画像を要求した疑いが持たれている。学校と神戸市教育委員会には、事実関係の検証だけでなく、被害生徒の心理的ケアや画像の拡散防止を最優先とした対応が求められる。
一方、逮捕は有罪の確定を意味するものではない。今後の捜査や司法手続き、教育委員会による処分の有無を慎重に見守る必要がある。
週刊TAKAPI編集部/成田
特記事項
本記事は、警察発表および複数の公開報道を基に構成しています。被害者の氏名、勤務先となる学校名など、女子生徒の特定につながる情報は掲載していません。
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