静岡県教育委員会は8月6日、名古屋市内の祭り会場で複数の女子高校生を盗撮した疑いで逮捕された県立高校の男性教諭を、懲戒免職処分としました。
懲戒免職となったのは、県立島田商業高校に勤務する51歳の男性教諭です。
県教委によると、男性教諭は6月5日、名古屋市内で開かれていた祭りの会場で、スマートフォンを使って複数の女子高校生の下着を盗撮した疑いで逮捕されました。
「人権を踏みにじる行為」と謝罪
県教委の聞き取りに対し、男性教諭は「人権を踏みにじる行為をしたことに対して謝罪したい」と話しているということです。
県教委は、生徒の尊厳を傷つけ、教職員に対する信頼を大きく損なう行為だったとして、男性教諭を懲戒免職としました。
一方、学校内や勤務時間中に盗撮した事実は確認されていないとしています。
男性教諭は盗撮容疑で逮捕された段階であり、刑事責任については今後の捜査や司法手続きを通じて判断されます。
生徒とInstagramで私的にやり取り
県教委は同日、県東部の中学校に勤務する25歳の男性教諭についても、戒告の懲戒処分としました。
男性教諭はInstagramを使い、勤務先の生徒と私的なやり取りをしていたということです。やり取りの詳しい内容や期間については明らかにされていません。
静岡県教育委員会は2026年4月、教職員が生徒とSNSなどを通じて私的に連絡を取ることを全面的に禁止するルールを制定しました。今回の戒告は、新たなルールの施行後、初めての処分となります。
県教委は、教職員への意識啓発や服務規律の徹底を進め、再発防止と信頼回復に取り組むとしています。
編集部まとめ
静岡県教育委員会は、女子高校生を盗撮した疑いで逮捕された51歳の県立高校教諭を懲戒免職とし、生徒とSNSで私的な連絡を取った25歳の中学校教諭を戒告としました。
盗撮事案では、校外かつ勤務時間外の行為であっても、生徒の人権を侵害し、教育への信頼を損なう重大な非違行為として厳しい処分が下されています。
SNSを巡っては、教職員と生徒の個人的な連絡が、関係の不透明化やトラブルにつながるおそれがあります。ルールを設けるだけでなく、学校側による周知、相談体制、違反を早期に把握する仕組みを機能させることが求められます。
週刊TAKAPI編集部/松本
※本記事は、2026年8月6日時点の静岡県教育委員会の発表および報道内容をもとに事実関係を再構成しています。被害を受けた生徒の特定につながる情報は掲載していません。盗撮容疑で逮捕された教諭について、起訴や有罪が確定したものではありません。
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