名古屋城のお堀で親しまれてきたメスのホンシュウジカ「やまむらちゃん」が8月5日、死にました。推定年齢は12歳以上で、死因は老衰とみられています。
やまむらちゃんが暮らしていたのは、名古屋城の西南隅櫓側にある内堀です。母親とみられる「もみじちゃん」とともに、名古屋城を訪れる人たちに親しまれてきました。
7月半ばから体調を崩し治療
やまむらちゃんは7月半ばから体調を崩し、獣医師が点滴などの治療を続けていました。
しかし、8月5日午前9時半ごろ、死亡が確認されました。
シカの寿命は20歳程度とされ、やまむらちゃんの推定年齢は12歳以上でした。体調や年齢などから、老衰によって死んだ可能性があるとみられています。
「もみじちゃん」は現在も元気
内堀で一緒に暮らしていたメスの「もみじちゃん」は、やまむらちゃんの母親とみられています。
もみじちゃんの推定年齢は15歳から18歳で、現在も元気に暮らしているということです。
名古屋城総合事務所は、残されたもみじちゃんについて「大切に見守っていきたい」としています。
江戸時代から記録が残る名古屋城のシカ
名古屋城のお堀では、江戸時代からシカが生息していた記録が残されています。
現在のお堀で暮らしてきたシカは、1991年に和歌山県内の動物公園から譲り受けた3頭の子孫です。
長年にわたり、名古屋城のお堀でシカが暮らす姿は、城を訪れる人たちにとって親しみのある風景となっていました。やまむらちゃんの死により、内堀で暮らすシカはもみじちゃん1頭となりました。
編集部まとめ
名古屋城のお堀で、もみじちゃんとともに暮らしてきたやまむらちゃん。城郭とシカが共存する名古屋城ならではの風景の一部として、多くの人に親しまれてきました。
残されたもみじちゃんが穏やかに暮らせるよう、今後も健康状態を丁寧に見守ることが求められます。
週刊TAKAPI編集部/黒木
特記事項
報道内容を基に事実関係を整理し、独自構成で再編集しました。年齢と死因はいずれも推定です。
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