秋田県が進めるAIデータセンター建設計画をめぐる報道対応で、県産業労働部の職員が、バスローブのような服装でオンライン取材に参加し、途中でたばこを吸う様子が映っていたことが分かった。
秋田県は8月7日、「県職員としてあってはならない」として謝罪。本人への聞き取りと指導を行っている。
AIデータセンター計画の取材対応で発生
問題となったのは、8月6日に行われた秋田市でのAIデータセンター建設計画に関する報道機関への対応。
県庁では記者対応が行われ、県産業労働部の企業誘致推進監がオンラインで参加した。
当初はカメラをオンにせず音声のみで対応していたが、県職員から映像を出すよう求められた後、バスローブのような服装で画面に姿を見せたという。
対応中に口元から白い煙 終了後には喫煙する姿も
オンライン対応中には、企業誘致推進監がカメラから顔をそむけた後、口元から白い煙が出る場面が確認された。
さらに取材対応終了直後、カメラがまだ接続された状態で、たばこを吸う姿も映っていたという。
県によると、本人は喫煙したことを認めている。
体調不良で午後から休暇 自宅から急きょ対応
県の説明によると、職員は8月6日、体調が優れず午後から休暇を取得していた。
その後、報道対応が必要となり、秋田市内の自宅からオンラインで参加したという。
高橋源悦産業労働部長は、急きょ対応することになったためリラックスした服装のままだったと説明。
喫煙についても、自宅にいたことで無意識にたばこを手にしてしまったという趣旨の説明をしている。
産業労働部長「県職員としてあってはならない」
問題を受け、高橋部長は7日に県庁で記者対応し、謝罪した。
高橋部長は、
「県職員としてあってはならないことと思っている」
との認識を示し、不適切な対応だったとして謝罪した。
企業誘致推進監本人も「大変申し訳ないことをした」という趣旨の話をしているという。
県は本人に対し、県職員としての自覚を持って行動するよう指導したとしている。
背景には大規模なAIデータセンター建設計画
今回の報道対応で説明されていたのは、秋田市で計画されているAIデータセンターについてだった。
秋田県と秋田市が企業と連携して進めている大型案件で、AI関連需要の拡大を背景とした大規模なデータセンター整備が計画されている。
県にとって重要な企業誘致案件について正式な報道対応を行っている最中だったこともあり、職員の服装や喫煙を含む対応が問題となった。
オンラインでも公務としての対応問われる
オンライン取材は、自宅など庁外から参加できる一方、県職員として報道機関へ説明する公務であることに変わりはない。
今回、秋田県自身が不適切だったと認めたことで、オンラインであっても服装や態度を含め、公務として適切な対応が求められることが改めて示された。
県は本人への聞き取りや指導を行い、再発防止につなげるとしている。
編集部まとめ
秋田県産業労働部の企業誘致推進監が、AIデータセンター建設計画についてオンラインで報道対応した際、バスローブのような服装で参加し、たばこを吸う様子が映っていた。
職員は体調不良で午後から休暇を取得しており、その後、自宅から急きょオンライン対応していた。
高橋源悦産業労働部長は「県職員としてあってはならない」として謝罪。本人も不適切な対応だったことを認めている。
オンラインという形式であっても、公務として外部へ説明する際の服装や態度をどう管理するのか。県の再発防止策も今後の焦点となる。
週刊TAKAPI編集部/一条
特記事項
報道内容を基に再構成。服装については確認されている範囲で「バスローブのような服装」と表現し、本人の意図など未確認事項について推測は加えていない。
A. AIデータセンター建設計画に関するオンライン報道対応で、バスローブのような服装で参加し、対応中に喫煙する様子が確認されました。
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