アメリカから覚醒剤約17キロを羽田空港に密輸したとして、警視庁と東京税関羽田税関支署は、覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)などの疑いで、住所不定・自営業の桂・カミンスキ・コーディ・信太郎容疑者(32)を現行犯逮捕しました。
押収された覚醒剤は約17キロで、末端価格は約9億100万円相当。羽田空港で2026年に押収された覚醒剤としては最多量と報じられています。
シアトルから羽田へ スーツケースに覚醒剤約17キロ
逮捕容疑は、何者かと共謀し、アメリカの空港で現地時間8月9日、航空機に覚醒剤を持ち込み、10日に羽田空港へ到着して営利目的で輸入した疑いなどです。
出発地はアメリカ・シアトル・タコマ国際空港とされています。
覚醒剤はスーツケース内から発見され、報道によると透明な袋13袋に分けられていました。
羽田空港の税関検査で発覚し、その場で桂容疑者が逮捕されました。今回の約17キロは、羽田空港における今年最多の覚醒剤押収量とされています。
末端価格は約9億100万円相当
押収された覚醒剤の末端価格は約9億100万円相当です。
約17キロという大量の覚醒剤が航空旅客の手荷物として持ち込まれたとされる今回の事件について、警視庁などは単独犯ではなく、背後に密輸を指示した人物や組織が存在する可能性も視野に調べています。
「中身は知らなかった」容疑を否認
桂容疑者は調べに対し、スーツケースの中身について知らなかったとする趣旨の供述をし、容疑を否認しているということです。
さらに、「SNSで知り合った男から持って行くよう脅された」と説明していることも報じられています。
警視庁薬物銃器対策課などは、この供述の裏付けを進めるとともに、覚醒剤の入手経路や日本国内での受け渡し先、指示役の存在などについて詳しく調べているものとみられます。
SNSを通じた「運び役」勧誘も捜査の焦点
今回の事件で注目されるのが、桂容疑者が「SNSで知り合った男」に言及している点です。
供述が事実であれば、覚醒剤の輸送を担う「運び役」として第三者から依頼を受けた可能性があります。
過去にも東京税関は、海外で荷物を預かり、違法薬物が入っていることを知らないまま運び役となるケースがあるとして注意を呼びかけています。
ただし、今回の供述内容が事実かどうかは現段階で確定しておらず、今後の捜査で解明されることになります。
警視庁と東京税関が密輸ルートを捜査
今回押収された覚醒剤は約17キロに上り、羽田空港では2026年最多の押収量となりました。
警視庁と東京税関は、覚醒剤がどこで用意されたのか、日本国内で誰に渡される予定だったのか、SNS上で接触したとされる人物が実在するのかなど、背後関係の解明を進めるとみられます。
大量の覚醒剤が一度に持ち込まれていることから、今後は組織的な密輸への関与があったかどうかも重要な捜査ポイントとなります。
編集部まとめ
アメリカから羽田空港へ覚醒剤約17キロ、末端価格約9億100万円相当を密輸した疑いで、32歳の男が現行犯逮捕されました。押収量は羽田空港で2026年最多とされています。
容疑者は「スーツケースの中身は知らなかった」「SNSで知り合った男から持って行くよう脅された」とする趣旨の供述をして容疑を否認しており、警視庁などは密輸を指示した人物や受け渡し先を含め、事件の背後関係を調べています。
週刊TAKAPI編集部/一条
特記事項
本記事は2026年8月13日時点の警察・税関発表および報道内容をもとに構成しています。逮捕は有罪を意味するものではなく、容疑者の刑事責任や供述の真偽については今後の捜査・司法手続きによって判断されます。
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