千葉県内で2026年8月13日、記録的な大雨となり、道路の冠水による人的被害が相次いでいます。千葉市や市川市、船橋市、柏市など県北西部の14市には午後7時50分までに大雨特別警報が発表されました。
市川市二俣 冠水した道路に男性
市川市消防局によると、午後6時55分ごろ、市川市二俣で「60代くらいの男性が冠水した道路に浮いている」と119番通報がありました。
男性は意識がない状態で見つかり、病院に搬送されています。
市川市では短時間に雨が強まり、道路冠水などの被害が広がっていました。市も同日、大雨に伴う避難情報を発表しています。
柏市 冠水した車内から高齢女性を救助
柏市では午後5時40分ごろ、「道路が冠水して車両から出られない人がいる」と通報がありました。
警察と消防によると、冠水した道路で動けなくなった車の中に高齢の女性が取り残されており、救助後、心肺停止の状態で病院に搬送されました。
柏市付近では午後5時20分までの1時間に約110ミリ、その後も午後7時30分までの1時間に約100ミリの猛烈な雨が解析されています。
佐倉では1時間120ミリ以上 千葉市も観測史上1位
千葉県内では夕方以降、記録的短時間大雨に関する気象防災速報が相次いで発表されました。
午後7時30分までの1時間には佐倉市付近で120ミリ以上、柏市付近で約100ミリ、午後7時までには船橋市付近と白井市付近で約110ミリ、八千代市付近では約120ミリの猛烈な雨が解析されています。
千葉市中央区では午後6時48分までの1時間に115.0ミリを観測し、1966年の観測開始以降で最大となりました。
千葉県北西部14市に大雨特別警報
午後7時50分現在、大雨特別警報が発表されているのは、千葉市、市川市、船橋市、松戸市、佐倉市、習志野市、柏市、市原市、八千代市、我孫子市、鎌ケ谷市、四街道市、印西市、白井市です。
大雨特別警報は、重大な災害がすでに発生している可能性が極めて高い状況で発表されます。
気象庁は、記録的短時間大雨の情報について、その地域で数年に一度程度しか発生しないような猛烈な雨が降り、浸水や洪水、土砂災害につながる危険性が高まっていることを示す情報としています。
千葉県は午後7時、公共交通機関の一部運休に伴う帰宅困難者向けに県庁本庁舎を一時滞在施設として開設しています。
編集部まとめ
千葉県では8月13日夕方から猛烈な雨が相次ぎ、市川市で男性が意識不明、柏市では冠水した車に取り残された高齢女性が心肺停止で搬送されました。県北西部14市には大雨特別警報が発表され、柏市付近では1時間約110ミリ、佐倉市付近では120ミリ以上の雨が解析されています。今後も低い土地の浸水や河川の増水・氾濫に最大級の警戒が必要です。
週刊TAKAPI編集部/成田
特記事項
市川市と柏市の人的被害については、現時点で搬送後の容体や身元など詳細が明らかになっていません。気象情報は8月13日午後8時台までに確認できた内容を基準としており、警報区域や雨量は今後更新される可能性があります。
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