鳥取県の国立公園・大山で、道路脇に大量の食パンや鶏肉が繰り返し投棄される事案が起きている。
周辺ではクマの目撃情報も確認されており、野生動物への餌付けを目的とした可能性も指摘されている。ただ、誰が何の目的で食品を置いたのかは現時点で明らかになっていない。
現場を管理する自然公園財団鳥取支部・大山事業地の平木尚一郎所長は、国立公園内での動物への餌やりや不法投棄をやめるよう呼びかけている。
道路脇に食パンや鶏肉を繰り返し投棄
確認されているのは、大山の国立公園内にある道路脇への食品の投棄。
食パンや鶏肉が大量に置かれる事案が繰り返し発生している。
周辺ではクマも目撃されているため、人為的に食べ物を置くことで野生動物が道路周辺や人が利用する場所へ近づく危険性が懸念されている。
ただし、今回の食品がクマなどへの餌付けを目的として置かれたものかどうかは確認されていない。
自然公園財団「餌やりや不法投棄やめて」
現場を管理する自然公園財団鳥取支部・大山事業地は、今回の事案を受けて注意を呼びかけている。
平木尚一郎所長は、国立公園内での野生動物への餌やりや不法投棄をやめてほしいとしている。
野生動物が人の食べ物を覚えると、人を恐れずに近づくようになったり、同じ場所へ繰り返し現れたりする可能性がある。
特にクマの場合、人の生活圏への接近が人身事故につながる恐れもある。
食品でも不法投棄に問われる可能性
食パンや鶏肉などの食品であっても、不要物として道路脇などへ大量に捨てた場合、状況によっては廃棄物処理法上の「廃棄物」と判断される可能性がある。
専門家によると、投棄の態様や量によっては廃棄物処理法のほか、軽犯罪法に抵触するケースも考えられる。
さらに国立公園内では、区域や行為の内容によって自然公園法による規制の対象となる場合がある。
ただし、今回の事案について具体的にどの法律が適用されるか、法令違反が成立するかは確定していない。
国立公園では野生動物への餌付けにも注意
国立公園は自然環境や生態系を保全するため、区域によってさまざまな行為が規制されている。
一定の区域では、汚物や廃物の投棄のほか、野生動物への餌付けが規制対象となる場合もある。
人が意図的に食べ物を与えたり、野生動物が食べられる状態で食品を放置したりする行為は、動物本来の行動を変化させる可能性がある。
今回の投棄については、関係者が行為をやめるよう求めている。
投棄した人物や目的は不明
現時点で、食パンや鶏肉を投棄した人物は明らかになっていない。
野生動物への餌付けが目的だったのか、別の理由で食品を捨てたのかも分かっていない。
大山では同様の食品投棄が繰り返されており、今後、投棄した人物や経緯が判明するかが焦点となる。
編集部まとめ
国立公園・大山で、道路脇に大量の食パンや鶏肉が繰り返し投棄されている。
周辺ではクマも目撃されているが、食品が餌付け目的で置かれたものかは判明していない。
食品であっても放置の方法や場所によっては法令上の問題となる可能性があり、自然公園財団は餌やりや不法投棄をやめるよう呼びかけている。
週刊TAKAPI編集部
松本
特記事項
本記事は、国立公園・大山で確認されている食品投棄事案について、公表されている内容を基に構成した。
投棄した人物や目的、クマなどへの餌付けを意図した行為だったかどうかは判明していない。
また、廃棄物処理法、軽犯罪法、自然公園法などが具体的に適用されるかについても確定していない。
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