神奈川県相模原市中央区の農道で17歳の男子高校生が倒れているのが見つかり、その後死亡した事件で、神奈川県警は8月26日、司法解剖の結果、死因が頭部打撲による脳挫傷だったと明らかにした。
男子高校生は頭部に強い衝撃を受けたとみられ、捜査関係者によると頭部の骨折も確認された。一方、頭部以外には目立った外傷がなかったという。
警察は、暴行の際に凶器が使用された可能性も含め、傷害致死の疑いを視野に捜査している。
22日未明、農道で意識不明の状態で発見
事件が発覚したのは8月22日未明。
相模原市中央区の農道で、高校2年の男子生徒(17)が意識不明の状態で倒れているのが見つかった。
男子生徒は病院へ搬送されたが、24日未明に死亡が確認された。現場はJR相模線・番田駅から西に約600メートル離れた、畑などが広がる一帯だった。
友人らとバイクで走行中、乗用車に追われたか
事件直前、男子生徒は友人らとバイク2台で走行していたとみられている。
その途中で乗用車に追われ、農道付近で追いつかれた後、車に乗っていた人物から暴行を受けた疑いがある。
一緒にいた少年は、追いかけてきた乗用車に乗っていた複数の男から暴行を受けたと説明しているという。
防犯カメラにバイクを追う黒っぽい車
現場近くの防犯カメラには、事件が発覚する約30分前、バイクの後ろを黒っぽい乗用車が追うように走る様子が記録されていた。
映像では、車がバイクとの距離を詰めながら走行している様子も確認されている。
警察は、防犯カメラ映像の解析や関係者からの聞き取りを進め、男子生徒が死亡するまでの経緯を調べている。
頭部に強い衝撃 凶器使用の可能性も
26日に明らかになった司法解剖結果では、死因は「頭部打撲による脳挫傷」だった。
頭部には骨折があり、強い衝撃が加えられたとみられる一方、頭以外には目立った外傷が確認されなかった。
県警は、素手による暴行だけではなく、何らかの凶器が使われた可能性についても調べている。
傷害致死の疑いも視野 車に乗っていた人物を捜査
現時点で、男子生徒を暴行した人物の身元や、事件に至った詳しい経緯は明らかになっていない。
捜査関係者によると、一緒にいた友人は車に乗っていた人物について面識がなかったと説明しているという。
警察は傷害致死の疑いも視野に、現場周辺の防犯カメラや関係者の証言などから、車に乗っていた人物の特定を進めている。
編集部まとめ
今回、司法解剖によって死因が頭部打撲による脳挫傷と判明し、17歳の男子高校生が頭部に強い衝撃を受けて死亡したことが明らかになった。
事件直前には友人らとバイクで走行し、乗用車に追われた後に暴行を受けたとみられている。
防犯カメラにはバイクを追う車も記録されており、警察は傷害致死の疑いも視野に捜査している。
現段階では、車に乗っていた人物の身元や、双方の間で何が起きたのかは確定していない。事件に至る経緯と暴行の具体的状況の解明が捜査の中心となる。
週刊TAKAPI編集部/一条
特記事項
本記事は2026年8月26日時点で警察発表、捜査関係者への取材などから確認されている情報を基に構成した。
被害者は17歳の未成年者であるため、本記事では氏名を掲載していない。
「暴行を受けた」「乗用車に追われた」とする経緯については、関係者の説明や捜査情報に基づくもので、事件の全容は現在も捜査中である。
また、傷害致死についても警察が捜査の視野に入れている段階で、容疑者が逮捕されたとの情報は8月26日時点では確認されていない。
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