【続報・山口】美祢の和菓子店主殺害 凶器未発見、県警100人態勢 無施錠の裏口から侵入した可能性も

山口県美祢市の和菓子店「斉藤製菓」店主殺害事件を伝える週刊TAKAPIのアイキャッチ画像

山口県美祢市伊佐町伊佐の和菓子店「斉藤製菓」の店舗兼住宅で、店主の斉藤一正さん(80)が死亡し、同居する70代の妻も重傷を負った事件で、山口県警は殺人事件として約100人態勢で捜査を続けている。

8月31日夜時点で、犯行に使われたとみられる凶器は見つかっておらず、容疑者の特定・逮捕にも至っていない。

8月31日夜までの一部報道によると、捜査関係者への取材で、店舗兼住宅に複数ある出入り口のうち裏口だけが無施錠だったことが分かった。県警は、何者かが無施錠だった裏口から侵入した可能性も視野に調べている。

長男が2階で夫婦を発見

事件が発覚したのは8月28日午後5時55分ごろ。

近くに住む長男が、新聞が取り込まれていないことを不審に思って店舗兼住宅を訪れ、2階の住居部分で斉藤さんと妻が頭から血を流して倒れているのを発見し、110番した。

斉藤さんはその場で死亡が確認された。

妻は頭蓋骨を骨折する重傷を負い、病院へ搬送された。命に別条はない。

司法解剖で殺人事件と断定

8月30日に行われた司法解剖の結果、斉藤さんの死因は、頭部を鈍器のようなもので強く殴られ、出血したことによるショック死と判明した。

頭部には複数の傷が確認されている。

このうち一部報道では、約4センチの傷を含む複数の打撲のような傷があったと伝えられている。

山口県警は司法解剖の結果や現場の状況などから殺人事件と断定。凶器は見つかっておらず、具体的な種類も明らかになっていない。

27日夜から28日の間に事件か

この報道では、司法解剖の結果などから、斉藤さんが8月27日夜から28日の間に事件に巻き込まれた可能性があるとも伝えられている。

近隣住民からは、27日の日中には店が営業していたとの証言が出ている一方、28日には店のカーテンが閉まっていたとの証言もある。

県警は死亡推定時刻や周辺の防犯カメラ映像、聞き込みなどをもとに、犯行時間帯の絞り込みを進めている。

正確な犯行時刻は公表されていない。

売上金は残る 室内に大きく荒らされた形跡なし

店舗兼住宅の内部には大きく荒らされた形跡がなく、和菓子店の売上金も残されていたと報じられている。

窓が割られたり、こじ開けられたりしたような痕跡も確認されていないという。

また、斉藤さんの周辺では目立ったトラブルも確認されていない。

県警は犯行の目的や、斉藤さん夫婦が襲われた経緯を調べている。

妻は頭蓋骨骨折の重傷

妻は頭蓋骨を骨折する重傷を負い、入院して治療を受けている。

一部報道では、妻には認知症の症状があり、詳しい受け答えが難しい状態と伝えられている。

県警は妻の状態を確認しながら、事件当時の状況について事情を聴くものとみられる。

第三者による犯行も視野

斉藤さんの周辺で目立ったトラブルが確認されていないことなどから、県警は夫婦と面識のない第三者による犯行も視野に捜査している。

一部報道では、匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる「トクリュウ」の可能性にも言及されている。

ただ、8月31日夜時点でトクリュウの関与を示す具体的な情報は公表されていない。

「宇いち饅頭」で知られる老舗

斉藤製菓は、美祢市で長年営業してきた老舗和菓子店で、地元銘菓「宇いち饅頭」などを製造・販売していた。

商品は「道の駅おふく」にも納品されていた。

斉藤さんが最後に商品を納品したのは、遺体が発見される10日前の8月18日だった。

その後、売り場の商品が減っても納品がなく、関係者も異変を感じていたという。

容疑者特定されず 通学路では見守り強化

事件発覚後も容疑者の特定・逮捕には至っておらず、現場周辺では警戒が続いている。

8月31日朝には、現場近くの通学路で教育委員会職員や警察OBらが児童の登校を見守った。

小学校では保護者による車での登校を認める対応も取られ、警察もパトカーによる巡回を続けている。

県警は約100人態勢で、防犯カメラ映像の確認や周辺住民への聞き込みを進めている。

8月31日夜時点で、犯人の人数、具体的な動機、凶器、正確な犯行時刻は明らかになっていない。

編集部まとめ

8月31日夜時点で、凶器は見つかっておらず、容疑者の特定・逮捕にも至っていない。

無施錠だった裏口から侵入した可能性が浮上しているが、侵入経路は確定していない。

売上金が残されていた中、なぜ斉藤さん夫婦が襲われたのか、動機の解明が捜査の焦点となる。

週刊TAKAPI 編集部/成田

特記事項

この記事は8月31日夜時点で確認された山口県警の発表と、捜査関係者への取材に基づく報道などを整理したものです。

司法解剖による死因や殺人事件として捜査していることなどは県警発表に基づきます。

一方、「裏口だけが無施錠だったこと」「8月27日夜から28日の間に事件に巻き込まれた可能性」「頭部に約4センチの傷があったこと」「妻に認知症の症状があり詳しい受け答えが難しいこと」などは、報道機関による捜査関係者などへの取材に基づく情報を含みます。

匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる「トクリュウ」の関与についても、8月31日夜時点で確定した情報はありません。

Q美祢市の和菓子店で何が起きた?
A美祢市伊佐町伊佐の「斉藤製菓」の店舗兼住宅で、店主の斉藤一正さん(80)が死亡し、70代の妻も頭蓋骨を骨折する重傷を負っているのが見つかりました。県警は殺人事件として捜査しています。
Q斉藤一正さんの死因は?
A司法解剖の結果、頭部を鈍器のようなもので強く殴られ、出血したことによるショック死と判明しています。
Q凶器は見つかっていますか?
A8月31日夜時点で凶器は見つかっていません。具体的な凶器の種類も明らかになっていません。
Q犯人は裏口から侵入したのですか?
A複数ある出入り口のうち裏口だけが無施錠だったことが報じられています。県警は無施錠だった裏口から侵入した可能性も視野に調べていますが、侵入経路は確定していません。
Qトクリュウが関与した事件ですか?
A一部報道で可能性に言及されていますが、8月31日夜時点でトクリュウの関与を示す具体的な情報は公表されていません。

情報提供募集

各種ご相談、情報提供、現地写真・動画、関係者からの証言などをお持ちの方は、メール(info@108takapi.jp)、各種SNSのDM、または公式LINEまでお寄せください。週刊TAKAPI編集部が内容を確認のうえ、取材・報道の参考とさせていただきます。

リアルタイム
サイト訪問者数
62

コメント

1件
  • 【山口・美祢】和菓子店主80歳を殺害、妻も頭蓋骨骨折 凶器見つからず県警100人態勢で捜査

    […] 【続報・山口】美祢の和菓子店主殺害 凶器未発見、県警100人態勢 無施錠の裏口から侵入した可能性も […]

コメントを投稿する

名前は空欄でも投稿できます。その場合は「匿名」と表示されます。