愛知県尾張旭市の公園で、マッチングアプリで知り合った未成年の少女と会っていた34歳の男性から現金を脅し取ろうとしたとして、19歳の少年2人が恐喝未遂の疑いで逮捕された。
逮捕されたのは、住居不定・無職の19歳少年と、弥富市に住む無職の19歳少年。
警察によると、2人は今年3月、男性に警棒やバットを持って近づき、「未成年だけど何やっとんの」「何してるかわかってんの」などと脅し、現金を要求した疑いが持たれている。
男性は隙を見てその場から逃げ、「おやじ狩りに遭った」と110番通報した。
2人は「金が欲しくてやった」と容疑を認めているという。
マッチングアプリで少女と知り合い、公園へ
男性はマッチングアプリを通じて未成年の少女と知り合い、この日、性的関係を持とうとしていたとされる。
そこへ少年2人が警棒やバットを持って現れ、少女が未成年であることを持ち出して男性を脅したとみられている。
女性などを介して男性を誘い出し、その後、関係者を装った人物が金銭を要求する手口は、一般に「美人局」と呼ばれる。
ただし「美人局」は罪名ではなく、少年2人に対する今回の容疑は恐喝未遂となっている。
少女がどこまで関与したかは明らかになっていない
今回の事件で一つ残るのが、未成年の少女と少年2人との関係だ。
男性が少女とマッチングアプリで知り合ったことや、その場に少年2人が現れて金銭を要求したことは報じられているが、少女が男性を意図的に誘い出したのか、少年らと事前に計画していたのかといった具体的な関与は明らかにされていない。
そのため、少女まで少年2人と共謀したと位置付けるのは避ける必要がある。
一方で、少年2人が「金が欲しくてやった」と供述しているとされることから、警察が事件に至るまでの連絡や役割分担をどこまで解明するかが焦点となる。
男性側の行為とは切り分けて考える必要
少年らは、少女が未成年であることを強調する言葉で男性を脅した疑いが持たれている。
ただ、少女の具体的な年齢や、男性が事前に年齢をどのように認識していたのかなどは今回示された情報だけでは分からない。
このため、男性と少女との関係についての法的評価と、少年2人が現金を要求したとされる恐喝未遂事件は分けて扱う必要がある。
編集部まとめ
今回の事件は、マッチングアプリで知り合った相手との対面をきっかけに、別の人物から金銭を要求された事案だ。
少年2人は容疑を認め、「金が欲しくてやった」と供述しているとされる。一方、少女が事件計画にどこまで関与していたのかは明らかになっていない。
「美人局」という分かりやすい呼称だけで関係者全員の役割を決めつけず、誰が男性を誘い、少年2人とどのような連絡を取っていたのかという事実関係を見る必要がある。
週刊TAKAPI 編集部/一条
特記事項
本記事は2026年9月1日時点で確認された情報を基に構成しています。逮捕された2人については19歳の少年であるため氏名を掲載していません。「美人局」は一般的な手口を示す呼称であり、今回の逮捕容疑は恐喝未遂です。
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