2026年9月1日、名古屋市営地下鉄の車内で、面識のない17歳の少女を繰り返しスマートフォンで撮影するなどした疑いで、名古屋市天白区に住む54歳の会社員の男が逮捕されました。
警察によると、撮影などは2026年2月から8月までの約半年間に計18回にわたったとみられています。
男は少女の容姿を繰り返し撮影したことについては認める一方、別に持たれているスカート内を撮影しようとした疑いについては否認しているということです。
ストーカー規制法違反などの疑いで54歳会社員を逮捕
ストーカー規制法違反と性的姿態撮影等処罰法違反未遂の疑いで逮捕されたのは、名古屋市天白区に住む54歳の会社員の男です。
警察によると、男は2026年2月から8月までの間、名古屋市営地下鉄鶴舞線の列車内で、17歳の少女をスマートフォンで繰り返し撮影するなどした疑いが持たれています。
一連の行為は計18回に及んだとされています。
さらに報道によると、男は少女を撮影するだけでなく、見張る行為をしたとして、警察は一連の行為をストーカー行為として捜査しています。
男と少女に面識はなかったということです。
2026年2月から8月まで約半年間 地下鉄鶴舞線で18回か
今回の事件で注目されるのが、行為が一度ではなく、長期間にわたって繰り返されたとみられている点です。
警察によると、期間は2026年2月から8月まで。
この間、地下鉄鶴舞線の列車内で少女の姿をスマートフォンで撮影するなどした行為が、18回確認されているとされています。
単純計算すれば約半年間にわたることになり、警察は一連の行動について詳しく調べています。
7月にはスカート内を撮影しようとした疑いも
男には、ストーカー規制法違反だけでなく、性的姿態撮影等処罰法違反未遂の疑いも持たれています。
警察によると、2026年7月、地下鉄の座席に座っていた少女のスカート内をスマートフォンで撮影しようとした疑いがあるということです。
ただし、この点について男は否認しています。
捜査段階であり、実際にどのような行為があったのかについては、今後の捜査で明らかになることになります。
別件で押収されたスマホから少女の写真 事件が発覚
今回の事件が明らかになったきっかけは、別の事案をめぐる警察の捜査でした。
男は同様の事案をめぐってスマートフォンを警察に押収されており、警察が端末を解析したところ、今回被害に遭ったとされる少女の写真が見つかったということです。
この写真を手がかりに捜査が進められ、今回の事件が発覚しました。
つまり、少女の写真が端末内から発見されなければ、一連の行為がどの時点で把握されたのかは分かりません。
警察はスマートフォンの解析などを通じ、詳しい経緯を調べています。
「容姿を繰り返し撮影したことは間違いない」一部否認
警察の調べに対し、男は、
「容姿を繰り返し撮影したことは間違いないが、下着を撮影しようとは思っていなかった」
という趣旨の供述をしているということです。
少女を繰り返し撮影したことについては認める一方、スカート内を撮影しようとしたとされる行為については否認しており、容疑を一部否認している状況です。
逮捕は有罪を意味するものではありません。今後、警察による捜査や司法手続きの中で事実関係が判断されることになります。
面識がない少女への行為 警察が余罪などを捜査
今回、男と17歳の少女には面識がなかったとされています。
警察は、一連の行為の詳しい経緯を調べるとともに、余罪の有無などについても捜査を進めています。
現時点で、ほかにどれほどの画像や動画が押収されたスマートフォンに保存されていたのか、別の被害者が確認されているのかなど、詳細は明らかになっていません。
なぜ「繰り返し撮影」がストーカー規制法の対象になるのか
愛知県警によると、ストーカー規制法では、一定の「つきまとい等」やGPS機器などを使った位置情報の無承諾取得等を規制しています。
そして、同一の人物に対して対象となる行為を繰り返すことが「ストーカー行為」に当たる場合があります。
今回の事件では、警察が2026年2月から8月までに確認したとする18回の撮影や見張りなどの行為について、ストーカー規制法違反の疑いで捜査しています。
ただ、具体的にどの行為をどのように認定したのかなど、捜査上の詳細は現時点で公表されていません。
地下鉄など公共交通機関での被害 愛知県警も注意呼びかけ
電車内での痴漢や盗撮などをめぐっては、愛知県警も対策を呼びかけています。
県警によると、2025年には愛知県警に列車内での痴漢に関する相談が243件寄せられました。
2026年6月には地下鉄車内で痴漢が発生したケースを想定し、学生らも参加した対応訓練を実施。周囲の乗客が被害者を守りながら、駅員や警察へ知らせる手順などを確認しています。
県警は、痴漢や盗撮被害を目撃した場合、傍観せず、駅員への連絡や警察への通報などを呼びかけています。
今回の事件で分かっていること
現時点で報道などから確認できている主な内容は次の通りです。
逮捕された人物
名古屋市天白区の会社員の男(54)
被害に遭ったとされる人物
17歳の少女
2人の関係
面識なし
場所
名古屋市営地下鉄鶴舞線の列車内
期間
2026年2月~8月
確認されたとされる回数
18回
逮捕容疑
ストーカー規制法違反、性的姿態撮影等処罰法違反未遂
発覚のきっかけ
別の事案で押収されたスマートフォンを警察が解析し、少女の写真を発見
男の供述
少女の容姿を繰り返し撮影したことは認める一方、下着を撮影しようとしたとの疑いについては否認
警察は今後、押収したスマートフォンの解析などを進め、余罪の有無を含めて詳しく調べる方針です。
※この記事は2026年9月1日時点で公表・報道されている情報をもとに構成しています。逮捕された人物について、有罪が確定したものではありません。
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週刊TAKAPI編集部:黒木
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