高知県いの町の町立保育園で、保育士による園児への虐待が2件確認され、高知県教育委員会が「身体的虐待」と「心理的虐待」にそれぞれ認定したことが分かった。
いずれも2026年7月上旬、同じ保育園で起きた。
確認されたのは、保育士が園児を叩いた行為と、園児の所有物を不適切に扱った行為。県教委が8月に現場を調査し、前者を身体的虐待、後者を心理的虐待と判断した。
いの町教育委員会も「虐待の事実は確か」としている。
同じ保育園で身体的・心理的虐待を認定
今回認定されたのは2件。
1件は、保育士が園児を叩いたとされる行為で、県教委は身体的虐待と認定した。
もう1件は、園児の所有物を不適切に扱った行為で、心理的虐待と判断された。
保育士や園児の性別・年齢、叩いた具体的な状況、所有物をどのように扱ったのかといった詳細は公表されていない。
園名についても現時点の公表情報では明らかにされていない。
県教委が調査、町教委も「虐待の事実は確か」
高知県教育委員会は8月、現場を調査した上で2件を虐待と認定した。
一方、いの町教育委員会も虐待があった事実を認めている。
今回の対応では、県側が現場調査と虐待の認定を行い、町側が設置自治体として保護者や議会への説明に入る形となっている。
9月1日に保護者説明会 2日は町議会で報告
いの町は9月1日午後7時から保護者説明会を開き、今回の事案について説明する予定としている。
さらに9月2日に開会する町議会では、町長が虐待事案について報告する予定だ。
今後確認すべきなのは、問題がどのように発覚したのか、当該保育士への対応、園児と保護者への支援、同様の行為がほかになかったか、再発防止策をどう講じるのかという点になる。
現時点では、当該保育士への処分や現在の勤務状況などは明らかになっていない。
2件が同じ園で起きたことをどう検証するか
今回、単独の行為ではなく、同じ町立保育園で身体的虐待と心理的虐待の2件が認定された。
そのため、個々の保育士の行為だけでなく、園内で問題を把握する仕組みや管理体制についても確認が必要になる。
特に、最初の事案を園がいつ把握したのか、2件の間に関連があるのか、管理職への報告がどの段階で行われたのかは、再発防止を考える上で重要なポイントとなる。
9月1日の保護者説明会と2日の町議会報告で、町がどこまで具体的に説明するかが焦点となる。
編集部まとめ
いの町の町立保育園では、7月上旬に起きた2件について、県教委が身体的虐待と心理的虐待に認定した。
町教委も虐待の事実を認めており、今後は事実認定そのものより、発覚経緯、保育士への対応、園児・保護者への支援、園内の管理体制を町がどこまで説明できるかが重要になる。
週刊TAKAPI 編集部/一条
特記事項
本記事は2026年9月1日時点で確認された情報を基に構成しています。保育士や園児の性別・年齢、具体的な行為の態様、園名などは公表されていません。園児のプライバシーに配慮し、公表されていない個人・施設情報の推測は行っていません。
情報提供募集
各種ご相談、情報提供、現地写真・動画、関係者からの証言などをお持ちの方は、メール(info@108takapi.jp)、各種SNSのDM、または公式LINEまでお寄せください。週刊TAKAPI編集部が内容を確認のうえ、取材・報道の参考とさせていただきます。
サイト訪問者数

コメント
0件まだコメントはありません。最初のコメントを投稿してみませんか。