愛知県豊橋市には、個性的な焼肉店や肉料理店が数多くあります。
その運営会社を調べていくと名前が出てくるのが、豊橋市を拠点とする「有限会社GG INTERNATIONAL(GG INTERNATIONAL,inc)」です。
「GG INTERNATIONALとはどんな会社なのか」「豊橋でどんな店を展開しているのか」「代表者は誰なのか」。
今回は公開情報をもとに、GG INTERNATIONALの会社概要、歴史、店舗・ブランド展開を調べました。
GG INTERNATIONALとは?豊橋を拠点とする飲食企業
有限会社GG INTERNATIONALは、愛知県豊橋市に拠点を置く飲食店経営会社です。
愛知銀行が2021年に公表した資料では、同社は2003年設立で、東三河を中心に店舗を展開する企業として紹介されています。
代表取締役は園田孝寛氏。本社所在地は愛知県豊橋市松葉町1丁目24番地です。
公式サイトでは、
「食を通じて出会う人々にささやかな幸せを」
という考え方を掲げています。
単に飲食店を運営するだけでなく、店ごとに異なるコンセプトを打ち出している点が特徴の一つです。
GG INTERNATIONALの会社概要
会社名:有限会社GG INTERNATIONAL
代表取締役:園田孝寛
所在地:愛知県豊橋市松葉町1丁目24番地
設立:2003年
事業内容:飲食店経営
主な展開地域:豊橋市など東三河
GG INTERNATIONALの始まりは?原点は1999年
会社設立は2003年ですが、飲食店経営の原点はさらに前までさかのぼります。
代表の園田氏は大学進学をきっかけに豊橋へ移り住み、飲食店でのアルバイトなどを経験。その後、大学4年生だった22歳の時に仲間と飲食店を立ち上げました。
1999年10月1日、ダイニングバー「GRIGRI」をオープン。
当時の店舗は約50坪・約60席の規模だったとされます。
店づくりの根底にあったのが、
「自分たちが行きたい店、今までにない店」
という考え方でした。
この「今までにない店」という発想は、その後の多彩なブランド展開にもつながっていると考えられます。
GG INTERNATIONALは豊橋でどんな店を展開している?
GG INTERNATIONALを調べるうえで気になるのが、どのような飲食ブランドを展開しているのかという点です。
公式サイトにはGG INTERNATIONALのほか、関連する「lug,inc」の店舗も掲載されています。
そのため、公式サイトに掲載されたすべての店舗をGG INTERNATIONAL単体の運営と断定せず、関連企業を含めた店舗展開として見る必要があります。
そのうえで店舗群を見ると、特に目立つのが焼肉業態です。
「焼肉 吉祥庵」黒毛和牛と洗いダレ
豊橋市小松町の「焼肉 吉祥庵」は、長年豊橋で営業してきた焼肉店です。
黒毛和牛などを提供し、特徴の一つとして「元祖洗いダレ」を打ち出しています。
肉だけでなく「どう食べるか」に特徴を持たせているブランドです。
「焼肉 塩すだち」は塩焼肉が特徴
豊橋駅周辺には「焼肉 塩すだち」があります。
店名の通り、特徴の一つが塩焼肉。
さらにユッケなども打ち出しており、一般的な焼肉店との差別化を図っています。
「ヒレ焼肉 あつにく」はヒレ肉を主役に
豊橋市松葉町の「ヒレ焼肉 あつにく」は、ヒレ肉を前面に出した焼肉ブランドです。
厚みのある肉を楽しむという分かりやすい特徴を持ち、店名を見ただけでも「何を食べる店なのか」が伝わります。
ほかにも、和牛ロースを打ち出した「和牛ロース焼肉 苑莉」、りんごを使った自家製タレなどを特徴とする「焼肉 凜檎や」、炭火を前面に出した「炭火焼肉 すみのかほり」などがあります。
同じ「焼肉」なのに店名を統一しない理由は?
ここで興味深いのが、焼肉店を複数展開しながら、一つのブランド名に統一していない点です。
例えば、
吉祥庵=洗いダレ
塩すだち=塩
あつにく=ヒレ
苑莉=和牛ロース
凜檎や=りんごダレ
すみのかほり=炭火
というように、同じ焼肉でもそれぞれ異なる来店理由が作られています。
週刊TAKAPI編集部の考察
全国チェーンでは、一つの成功ブランドを同じ看板で多店舗展開する方法が一般的です。
一方、GG INTERNATIONALや関連企業の店舗群から見えてくるのは、「同じ焼肉店を増やす」のではなく「違う焼肉体験を増やす」という方向性です。
同じ豊橋商圏に複数の焼肉店があっても、コンセプトが異なれば利用シーンを分けられます。
「今日はヒレ肉」「今日は炭火」「今日は塩焼肉」と、消費者が目的によって店を選ぶことができます。
公開されている店舗構成からの考察ですが、こうした多ブランド戦略はGG INTERNATIONAL系の店舗展開を理解する重要なポイントでしょう。
GG INTERNATIONALは焼肉だけの会社?
GG INTERNATIONALや関連企業の店舗は、焼肉だけではありません。
しゃぶしゃぶ、鉄板料理、もつ鍋など、肉を軸にしながら複数カテゴリーの飲食店を展開しています。
例えば「ステーキもんじゃ 鉄板おいでん」では、ステーキと鉄板料理・もんじゃを組み合わせています。
松葉町には「お江戸」などもあります。
そのため、「焼肉チェーンを運営する会社」というより、肉料理を得意分野としながら異なる飲食ブランドを開発してきた企業・グループと捉える方が特徴を理解しやすいでしょう。
GG INTERNATIONALは5000万円の私募債を発行したことも
運営企業として見ると、興味深い記録もあります。
愛知銀行が2021年12月に公表した資料によると、有限会社GG INTERNATIONALは同行保証付きの第1回無担保社債(私募債)5000万円を発行しています。
償還期間は5年とされていました。
同資料ではGG INTERNATIONALについて、東三河を中心に店舗を展開する飲食店経営会社と紹介されています。
普段それぞれの飲食店を利用しているだけでは運営会社を意識することは少ないかもしれません。
しかし企業単位で見ると、豊橋を中心に複数ブランドを生み出してきた地元外食企業という姿が見えてきます。
GG INTERNATIONALの強みは「豊橋でブランドを作る力」?
週刊TAKAPI編集部の考察
GG INTERNATIONALの歴史と店舗展開を見ていくと、単純な多店舗展開とは違う特徴が浮かびます。
それが「多ブランド」です。
一つの店をコピーして増やすのではなく、ヒレ、ロース、塩、炭火、タレなど、同じ焼肉でも違う特徴を作る。
さらに鉄板料理や鍋料理などへカテゴリーを広げています。
そして、その原点には1999年当時の「今までにない店」という考え方があります。
GG INTERNATIONALの強みは、飲食店を運営することだけではなく、豊橋という地域で新しい飲食ブランドを生み出す力にあるのかもしれません。
GG INTERNATIONALとは何の会社?
愛知県豊橋市を拠点とする飲食店経営会社です。
有限会社GG INTERNATIONALとして、東三河を中心に飲食事業を展開しています。
GG INTERNATIONALの代表者は?
公開されている企業情報では、代表取締役は園田孝寛氏です。
GG INTERNATIONALはいつ設立された?
企業資料では2003年設立とされています。
一方、園田氏らによる飲食店経営の原点は、1999年の「GRIGRI」開業までさかのぼります。
GG INTERNATIONALの本社はどこ?
本社所在地は愛知県豊橋市松葉町1丁目24番地とされています。
まとめ|GG INTERNATIONALは豊橋発の多ブランド飲食企業
有限会社GG INTERNATIONALは、豊橋を拠点として飲食店を展開してきた地元企業です。
特徴的なのは、一つのブランドを大量出店するのではなく、店舗ごとに異なるコンセプトを作っていること。
ヒレ、ロース、塩、炭火、タレなど、焼肉という同じカテゴリーでも違った魅力を打ち出し、さらに鉄板料理や鍋料理などにも展開しています。
豊橋で何気なく利用している飲食店も、運営企業まで調べてみると意外なつながりが見えてきます。
「豊橋にない店を作る」という発想から始まった飲食店経営が、どのようなブランドへ広がっていくのか。
GG INTERNATIONALは、豊橋・東三河の外食業界を見るうえで今後も注目したい企業の一つです。
※本記事は公開されている企業情報、報道内容、地域特性、市場動向などをもとに編集部が独自に考察した内容です。企業や関係者が公表している出店理由・経営方針を断定するものではなく、一部に編集部の見解や推測が含まれます。最新かつ正確な情報は、各企業・自治体の公式発表をご確認ください。
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