浜松市内のドラッグストアにある多目的トイレに撮影機器を設置し、利用者をひそかに撮影したとして、浜松市中央区に住む54歳の会社員の男が9月1日、性的姿態等撮影と建造物侵入の疑いで逮捕された。
警察は、店舗内の防犯カメラ映像やトイレで発見された撮影機器などを調べ、男の関与を特定したとみられる。撮影機器には今回の逮捕容疑とは別に複数の利用者が映っていたとされ、警察が余罪の有無を調べている。
1月上旬、多目的トイレに侵入し撮影した疑い
逮捕されたのは、浜松市中央区三和町に住む54歳の会社員の男。
警察によると、男は2026年1月上旬、浜松市中央区内のドラッグストアにある多目的トイレに正当な理由なく入り、撮影機器を設置。利用していた男性の性的な姿態をひそかに動画で撮影した疑いが持たれている。
現時点で店舗名は公表されていない。
また、撮影機器の種類や具体的な設置場所、設置されていた期間なども明らかになっていない。
店舗側が撮影機器を発見 警察が捜査
事件は、店舗側がトイレを確認していた際に撮影機器を発見したことで発覚した。
その後、警察が店舗内の防犯カメラ映像や発見された撮影機器などを調べ、男の関与が浮上したとされる。
ただし、公開されている情報では、防犯カメラのどの映像が特定につながったのか、撮影機器に残されたデータとどのように照合したのかなど、捜査の具体的な内容までは明らかになっていない。
事件の容疑時期は1月上旬で、逮捕は9月1日。発覚から逮捕までの詳しい捜査経過についても、現段階では確認できていない。
撮影機器には複数人 警察が余罪捜査
撮影機器には、今回の逮捕容疑となった男性以外にも複数の利用者が映っていたとされる。
警察は、男がほかにも同様の撮影を行っていた可能性があるとみて捜査している。
一方、映っていた人数や撮影期間、撮影が何回行われたのかは明らかになっておらず、現段階で複数の余罪が立件されたわけではない。
男は警察の調べに対し、「間違いない」と容疑を認めている。
「性的姿態等撮影」とは
性的姿態等撮影罪は、2023年7月に施行された性的姿態撮影等処罰法に設けられた犯罪類型。
正当な理由なく、人の性的な部位や下着姿などを本人に知られないよう撮影する行為などが処罰対象となる。
今回の事件では、撮影行為に加え、撮影目的で店舗の多目的トイレに正当な理由なく入った疑いとして、建造物侵入容疑も適用されている。
約8カ月後の逮捕 残る捜査上のポイント
今回の事件では、1月上旬の撮影容疑から9月1日の逮捕まで約8カ月が経過している。
ただ、店舗が撮影機器を発見した具体的な時期や、警察が男を特定した時期、逮捕まで時間を要した理由は明らかになっていない。
今後は、撮影記録が残っていた期間や被害の範囲に加え、同じ店舗やほかの施設で同様の行為がなかったかが捜査の焦点となる。
編集部まとめ
今回の事件では、店舗側が多目的トイレ内の撮影機器を発見したことが捜査の端緒となった。
不特定多数が利用する店舗のトイレに撮影機器が設置された疑いが持たれており、利用者が異変に気づきにくい場所でどの程度撮影が続いていたのかは重要な確認点となる。
事件発生から逮捕まで約8カ月が経過しているだけに、今後の捜査で被害の範囲や犯行の継続性がどこまで明らかになるかが注目される。
週刊TAKAPI 編集部/一条
特記事項
本稿は9月1日までに公表された情報を基に構成しています。店舗名、撮影機器の具体的な設置状況、撮影期間、被害人数、余罪の詳細などは現時点で確認されていません。逮捕段階であり、刑事責任は今後の捜査・司法手続きによって判断されます。
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