22日未明、大阪府貝塚市の集合住宅で55歳の女性が刃物で腹部などを刺され、その後死亡する事件があった。
警察は、現場にいた無職の男(58)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。男は、女性を刺したこと自体については否定していない一方、「殺す気はなかった」とする趣旨の供述をし、殺意を否認している。
22日午前の時点で、女性の死亡を受けて逮捕容疑が殺人へ切り替えられたとの続報は確認できていない。警察が2人の関係や事件に至った経緯を調べている。
午前3時すぎ「父が母を刺した」と通報
事件が起きたのは22日午前3時ごろ。
公開情報によると、貝塚市内の集合住宅の一室で女性が腹部などを刺され、「父が母を刺した」とする内容の通報が消防に入った。
午前3時13分ごろ、消防から警察へ連絡があり、現場に駆け付けた警察官が、室内にいた58歳の男を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕したとされる。
刺されたのは松下清美さん(55)。病院へ搬送されたが、午前5時20分ごろ死亡が確認されたと報じられている。
「もみくちゃになり刺さってしまった」殺意を否認
男は警察の調べに対し、女性と争う中で刃物が刺さったとする趣旨の説明をしている。
さらに「殺す気はなかった」と供述し、殺人未遂容疑については否認しているという。
現時点で、刃物をあらかじめ用意していたのか、室内にあったものなのか、女性が何回刺されたのかなど、事件の具体的な状況は明らかになっていない。
警察は室内の状況や刃物の状態などを確認し、刺傷に至った経緯を調べることになる。
「父」「母」との通報 2人の正確な関係は未確定
今回、消防への通報では「父が母を刺した」と伝えられたとされる。
一方、公開情報には、男と死亡した女性について別の関係性を示す内容もあり、2人が法律上の夫婦なのか、同居していたのかなどは現時点で確定できない。
通報者と2人の関係についても詳細は明らかになっていない。
このため、本稿では「夫」「妻」などとは断定せず、58歳男と55歳女性として扱う。
女性死亡も逮捕容疑は現時点で「殺人未遂」
女性の死亡が確認された一方、22日午前までに確認できた最新の公開情報では、男が逮捕された容疑は殺人未遂のままとなっている。
死亡した事件であっても、警察が直ちに殺人容疑へ変更すると決まっているわけではない。
殺意の有無や刺した際の状況、死因との因果関係などを捜査した上で、今後、容疑を切り替えるかどうかが判断される。
男自身も殺意を否認していることから、今後の捜査では「どのような状況で刃物が刺さったのか」が重要な焦点となる。
動機や事件前のトラブルは明らかにならず
現段階では、事件前に2人の間でどのようなやり取りがあったのか、警察への相談歴があったのか、事件につながるトラブルが以前から存在していたのかは明らかになっていない。
また、飲酒の有無や刃物の入手経緯なども公表されていない。
確認できるのは、55歳女性が集合住宅の一室で刺され死亡したこと、58歳男が殺人未遂容疑で現行犯逮捕されたこと、男が殺意を否認していることまでだ。
編集部まとめ
貝塚市の集合住宅で55歳女性が刃物で刺され死亡し、58歳男が殺人未遂容疑で現行犯逮捕された。男は殺意を否認しており、22日午前時点で殺人容疑への切り替えは確認されていない。警察が2人の関係と事件に至った経緯、刺傷時の状況を調べている。
週刊TAKAPI編集部/成田
特記事項
この記事は、2026年9月22日午前までに確認できた複数の公開情報を照合して構成しています。最新の公開報道でも、58歳男について確認できる逮捕容疑は殺人未遂です。
死亡した女性については松下清美さん(55)と報じられています。
消防への通報では「父が母を刺した」とする内容が伝えられていますが、男と女性の正確な関係は現時点で確定していないため、本稿では夫婦とは断定していません。
男は殺意を否認しています。逮捕は有罪を意味せず、殺人または殺人未遂の成立を含む刑事責任は今後の捜査・司法手続で判断されます。

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