滋賀県大津市北比良の琵琶湖で21日、水上バイクに乗っていた男性3人が一時行方不明となった。3人は同日中に全員救助され、命に別状はなかった。
一方、3人の捜索に出た知人の48歳男性が新たに行方不明となり、22日午後、琵琶湖で遺体1体が発見された。
複数の報道では、遺体は行方不明となっている48歳男性とみられている。警察が身元の確認を進めている。
水上バイク1台に3人 強風注意報が出る中で湖へ
21日午前11時半ごろ、大津市北比良の水上バイクレンタル店から「水上バイクに乗った男性3人が帰ってこない」と警察に届け出があった。
3人は午前10時半ごろ、ライフジャケットを着用し、1台の水上バイクで沖へ出たとされる。
救助されたのは、大阪市の24歳と27歳の男性、京都市の46歳男性。一行は10人ほどのグループで琵琶湖を訪れていたと報じられている。
滋賀県では21日早朝から強風注意報が出ており、最大瞬間風速21.0メートルを観測したとの情報もある。
無人の水上バイク発見 20代2人を救助
午後1時半ごろ、和邇漁港の東約6キロの湖上で、無人となった水上バイクが見つかった。
その後、午後4時40分ごろ、20代の男性2人が沖島の西約3キロ付近で救助された。
残っていた46歳男性はすぐには見つからなかったが、午後11時40分ごろ、対岸にあたる守山市今浜町付近の湖岸まで流れ着き、近くの商業施設から自ら110番した。
男性は「強風で水上バイクから転落し、そのまま流された」という趣旨の説明をしていると報じられている。
ライフジャケットを着用しており、低体温症の疑いで病院へ搬送されたが、意識はあり、命に別状はなかった。
湖上を漂流した時間は約12時間に及んだ。
「自分が探しに行く」48歳男性が湖へ
事態がさらに動いたのは、3人のうち2人が救助された後だった。
複数の報道によると、21日午後5時ごろ、知人で大阪市に住む48歳の会社員男性が「自分が探しに行く」と話し、水上バイクで湖へ出た。
しかし、その男性も戻らなかった。
午後6時15分ごろには、男性が乗っていたとみられる水上バイクが湖上で発見されたが、近くに男性の姿はなかった。
警察と消防は22日朝から捜索を再開した。
22日午後、湖上で遺体1体を発見
22日午後3時ごろ、「人みたいなものが浮いている」との通報があった。
その後、午後3時20分ごろ、琵琶湖で遺体1体が発見された。
報道では、警察の警備艇が和邇から沖合約300メートル付近で発見したとされている。
遺体は行方不明となっている48歳男性とみられる一方、現時点では警察による正式な身元確認は終わっていない。
21日に遭難した当初の3人は全員救助されたが、その捜索に出た知人男性が行方不明となり、翌日になって遺体が見つかるという経過となった。
編集部まとめ
琵琶湖で一時行方不明となった男性3人は全員救助され、命に別状はなかった。一方、3人を探すため水上バイクで湖に出た48歳の知人男性が行方不明となり、22日午後に遺体1体が発見された。
遺体がこの男性本人かどうかは、警察による正式な身元確認を待つ必要がある。事故当時の強風や湖面の状況、48歳男性が湖へ出た際の装備状況などについても、今後の確認が必要になる。
週刊TAKAPI 編集部
特記事項
本稿は2026年9月22日時点で確認できる複数の報道と、それらが伝えた警察・消防の説明を照合して構成した。週刊TAKAPIが警察・消防へ独自取材したものではない。
21日に一時行方不明となった男性3人については全員救助され、命に別状はないと報じられている。
22日に発見された遺体については、行方不明となっている48歳男性とみられるとの情報がある一方、警察による正式な身元確認前のため、本稿では本人と断定していない。

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