宮城県教育委員会は9月30日、校内で女子生徒の肩を抱き寄せ、顔をのぞき込み、頭を複数回なでるなどのセクシュアルハラスメントを行ったとして、県内の中学校に勤務する57歳の男性講師を懲戒免職としました。
男性講師は女子生徒の授業を担当していました。県教委は、一連の身体接触によって女子生徒に精神的苦痛を与えたとして「悪質なセクハラ」に当たると判断しました。
男性講師は県教委への説明で、女子生徒から好意を持たれていると思い込み、付きまとわれるのではないかと考えたとして、嫌われるために身体的接触を行ったという趣旨の説明をしています。
放課後、女子生徒と2人きりになった際に身体接触
県教委によると、問題となった行為があったのは9月16日の放課後です。
男性講師は校内で女子生徒と2人きりになった際、女子生徒の肩を抱き寄せて顔をのぞき込み、頭を複数回なでたとされています。
女子生徒が学校側に相談したことで発覚しました。
県教委は一連の行為について、女子生徒に精神的苦痛を与えた悪質なセクハラと判断し、男性講師を9月30日付で懲戒免職としました。
「嫌われるために身体的接触」講師が説明
今回の事案では、男性講師が説明した身体接触の理由も明らかになっています。
男性講師は、女子生徒から好意を持たれていると思い込み、今後付きまとわれるのではないかと考えたとされています。
そのうえで、女子生徒から嫌われるために身体的接触を行ったという趣旨の説明をしました。
男性講師は女子生徒に嫌な思いをさせたことについて、申し訳ないという趣旨の話もしているとされています。
県教委は、男性講師側が説明した意図とは別に、実際に行われた身体接触と女子生徒が受けた精神的苦痛を踏まえ、処分を決定しました。
女子生徒の授業を担当する立場
男性講師は、被害を訴えた女子生徒の授業を担当していました。
県教委が9月30日付で決定した処分は懲戒免職です。
学校名や女子生徒の学年など、本人の特定につながる詳しい情報は明らかにされていません。
また、9月30日夜までに確認できる情報では、9月16日以前にも同じ女子生徒に対する身体接触があったのか、私的な連絡やSNS上のやり取りがあったのかについては明らかになっていません。
9月16日の行為から30日に懲戒免職 調査過程の詳細は未公表
問題となった身体接触は9月16日にあったとされ、県教委は9月30日付で男性講師を懲戒免職としました。
一方、女子生徒が学校側へ相談した正確な日時や、学校から教育委員会へ報告された時期、県教委が処分決定までに行った聞き取りや事実確認の詳しい内容については、公表情報が限られています。
男性講師の過去の勤務校や、これまでに同様の苦情や指導歴があったかについても、現時点では確認できていません。
県教委「悪質なセクハラ」 服務規律の徹底求める
宮城県教委は今回の行為を「悪質なセクハラ」と判断しました。
県教委は今回の事案を受け、各市町村教育委員会に通知を出し、正規の教諭か講師かといった任用形態を問わず、教職員の服務規律を徹底するよう求める方針です。
再発防止に向け、学校現場で改めて服務規律の徹底を図ることになります。
刑事手続は現時点で確認できず
9月30日夜までに確認できた情報では、男性講師が逮捕されたり、書類送検されたりしたとの発表は確認できていません。
警察への相談や被害申告が行われているかについても明らかになっていません。
現時点で確認できるのは、宮城県教育委員会が男性講師を懲戒免職としたことです。
編集部まとめ
宮城県内の中学校に勤務する57歳の男性講師が、女子生徒の肩を抱き寄せ、顔をのぞき込み、頭を複数回なでたとして懲戒免職となりました。
男性講師は、女子生徒から好意を持たれていると思い込み、**「嫌われるために身体的接触を行った」**という趣旨の説明をしています。
県教委は一連の行為を「悪質なセクハラ」と判断し、各市町村教育委員会に対して服務規律の徹底を求める方針です。
週刊TAKAPI 編集部/松本
特記事項
本稿は2026年9月30日夜までに確認できた、宮城県教育委員会への取材に基づく複数の報道と県教育委員会の公開情報を照合して構成しています。
9月30日夜時点で、今回の57歳男性講師に関する個別の処分資料は県公式サイト上で確認できていません。学校名、女子生徒の学年など本人の特定につながる情報は記載していません。
逮捕や書類送検などの刑事手続についても、現時点で確認できる情報はありません。

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