大阪市教育委員会は9月30日、盗撮行為があったとして、別々の市立小学校に勤務する59歳の男性校長と34歳の男性主務教諭を、いずれも懲戒免職とした。
59歳校長は大阪市内のホテルで女性従業員を小型カメラで撮影。34歳主務教諭はJR鴫野駅とJR住道駅で、成人女性と女子高校生のスカート内をスマートフォンで撮影したとされる。
2人はいずれも事件をめぐって大阪地方検察庁へ送致されている。一方、10月1日時点で起訴・不起訴などの検察処分は確認されていない。
59歳校長 車のキー型カメラで女性従業員を盗撮
大阪市教委によると、59歳の男性校長は2026年8月11日、大阪市内のホテルで性的サービスを受けていた際、車のキー型小型カメラを使い、女性従業員の性的姿態を撮影した。
この事案をめぐり、校長は大阪市内の警察署から事情聴取を受け、8月31日に性的姿態等撮影の容疑で大阪地検へ送致された。
市教委は9月30日付で、地方公務員法に基づき校長を懲戒免職とした。
34歳主務教諭 成人女性と女子高校生を撮影
もう1人は、別の大阪市立小学校に勤務する34歳の男性主務教諭。
市教委によると、2025年3月21日、JR学研都市線鴫野駅でスマートフォンを使って成人女性のスカート内を撮影した。
さらに同年4月21日には、JR学研都市線住道駅で女子高校生のスカート内を撮影したとしている。
この2件については、それぞれ性的姿態等撮影未遂の容疑で大阪地検へ送致された。
女子高校生の事案は2026年7月31日、成人女性の事案は8月12日に送致されている。
同じ日に2人を懲戒免職
大阪市教委は9月30日、2人を同日付で懲戒免職とした。
2人は別々の小学校に勤務し、事案の発生時期や場所、被害者、刑事手続きもそれぞれ異なる。
一方で、市立小学校に勤務する校長と主務教諭が、いずれも盗撮行為を理由として同じ日に免職となった形だ。
市教委は今回の処分について、教職員一人ひとりに勤務時間の内外を問わず公務員としての自覚を持って行動するよう改めて周知し、服務規律とコンプライアンス意識の徹底を図るとしている。
行政上の懲戒処分と刑事手続きは別
今回発表された「懲戒免職」は、大阪市教委が教職員としての服務上の責任を判断して行った行政上の処分となる。
一方、刑事事件としては、59歳校長が性的姿態等撮影容疑、34歳主務教諭が2件の性的姿態等撮影未遂容疑で、それぞれ大阪地検へ送致されている。
送致されたこと自体は有罪の確定を意味しない。
10月1日時点で、2人について起訴・不起訴など検察による最終的な判断は確認されていない。
市教委、服務規律とコンプライアンスを再徹底
大阪市教委は、今回の2件を受けて教職員の服務規律確保を改めて徹底するとしている。
再発防止策として、勤務時間内外を問わず公務員としての自覚を持ち、信用失墜につながる行為を厳に慎むよう周知する。
今後は検察による刑事手続きの判断に加え、市教委が学校現場でどのような再発防止策を具体化するかも確認点となる。
編集部まとめ
大阪市教育委員会は9月30日、市立小学校に勤務する59歳の男性校長と34歳の男性主務教諭を、いずれも盗撮行為を理由に懲戒免職とした。
校長はホテルで女性従業員を小型カメラで撮影。主務教諭は駅で成人女性と女子高校生をスマートフォンで撮影したとされる。
2人はいずれも大阪地検へ送致されているが、現時点で有罪が確定したものではない。
週刊TAKAPI 編集部/成田
特記事項
この記事は2026年9月30日に大阪市教育委員会が公表した一次資料と、これまでの市教委発表をもとに構成しています。
59歳校長は性的姿態等撮影の容疑で大阪地検へ送致されています。
34歳主務教諭は、成人女性と女子高校生に関する2件について、それぞれ性的姿態等撮影未遂の容疑で大阪地検へ送致されています。
行政上の懲戒免職と刑事手続きは別に扱っています。
10月1日時点で、2人の起訴・不起訴など検察処分は確認されていません。

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