三重県警は10月16日、親族の住宅に侵入して腕時計などを盗んだとして逮捕・起訴された鳥羽署の女性巡査、喜田遥被告(32)を停職6カ月の懲戒処分とした。喜田被告は同日付で依願退職した。
喜田被告は約4年前から育児休業を取得しており、事件当時も勤務していなかった。盗んだとされる品物は腕時計や手提げかばんなど計3点、約2万5000円相当。県警の調べに対し、「高価なものなら売ろうと思った」などと説明しているという。
鈴鹿市の親族宅に合鍵で侵入 防犯カメラから発覚
喜田被告は2026年8月25日午前11時ごろ、鈴鹿市内にある親族の男性の住宅に合鍵を使って侵入し、腕時計などを盗んだとされる。
男性は外出先から帰宅後、腕時計がなくなっていることに気づき、自宅の防犯カメラを確認。喜田被告とみられる人物が映っていたことから、警察に被害を届け出た。
三重県警は8月28日、住居侵入と窃盗の疑いで喜田被告を逮捕。その後、起訴された。
逮捕当初は時価5000円相当の腕時計1個を盗んだ疑いが報じられていたが、10月16日の懲戒処分に関する発表では、腕時計やかばんなど計3点、約2万5000円相当の窃盗が明らかになっている。
「高価なら売却するつもりだった」盗品は廃棄したと説明
県警によると、喜田被告は盗んだ品物について、高価なものであれば売却しようと考えていたと説明している。
また、盗んだ腕時計などは廃棄したと話しているという。実際の廃棄状況や、盗品が回収されたかどうかについては、確認できた情報では明らかになっていない。
喜田被告は県警の聞き取りに対し、被害者や県民への謝罪の言葉も述べている。
約4年前から育児休業 停職6カ月の処分当日に退職
喜田被告は鳥羽署に所属する巡査で、約4年前から育児休業を取得していた。
県警は10月16日、今回の住居侵入・窃盗事件を受け、停職6カ月の懲戒処分を決定。喜田被告は同じ日付で依願退職した。
三重県警の野田正隆首席監察官は、警察官による事件を極めて遺憾とした上で謝罪し、服務規律の徹底と県民からの信頼回復に努める考えを示した。
今回の処分は停職6カ月であり、懲戒免職ではない。また、喜田被告は起訴されているが、刑事裁判の結論は確認されていない。
編集部まとめ
三重県警鳥羽署の32歳女性巡査が、鈴鹿市の親族宅から腕時計など3点、約2万5000円相当を盗んだとして逮捕・起訴され、10月16日付で停職6カ月となった。
約4年前から育児休業中だった巡査は、処分当日に依願退職した。県警は服務規律の徹底と信頼回復に取り組むとしている。
週刊TAKAPI 編集部/一条
特記事項
本記事は、2026年10月16日に明らかになった三重県警の懲戒処分と、同年8月の逮捕に関する公開情報を照合して構成した。
事件の発生日時、被害品と金額、育児休業の状況、起訴と懲戒処分、依願退職の経緯を整理した。
盗品の廃棄については本人の説明として記載し、刑事責任が確定したものとは扱っていない。
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