三重県四日市市の近鉄四日市駅で少女のスカート内を盗撮したとして、奈良市消防局の職員、東川吉孝容疑者(50)が10月20日、再逮捕された。
東川容疑者は今年5月、駅のホームで手提げ鞄に仕込んだカメラを使い、少女のスカート内を撮影した疑いが持たれている。
9月30日には児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕されており、その後の捜査で自宅のパソコンなどから数百点に上る盗撮画像などが見つかった。
東川容疑者は取り調べに対し、「やり過ぎて覚えていない」という趣旨の供述をしているという。
近鉄四日市駅のホームで盗撮か 手提げ鞄にカメラ
警察によると、東川容疑者は2026年5月、近鉄四日市駅のホームで、手提げ鞄に仕込んだカメラを使って少女のスカート内を撮影した疑いが持たれている。
少女の詳しい年齢や撮影時間、使われたカメラの機種などは明らかになっていない。
今回の再逮捕について、東川容疑者が個別の撮影行為を明確に認めているかどうかも確認できていない。
警察は、東川容疑者が盗撮を目的として奈良市の自宅から四日市市などを訪れていたとみて、経緯を調べている。
9月30日に別件逮捕 江戸橋駅での不審な行動から発覚
東川容疑者は9月30日、児童ポルノ禁止法違反(自己性的目的所持)の疑いで逮捕されていた。
三重県警の発表によると、最初の逮捕容疑は、5月18日朝、津市上浜町の近鉄江戸橋駅構内で、撮影当時18歳未満だった女性の性的画像を記録した携帯電話を所持していたというもの。
当時、江戸橋駅の駅員が東川容疑者の不審な行動に気付き、身柄を確保して警察へ通報した。
警察が携帯電話を解析した結果、児童ポルノに該当するとみられる画像データ4点が確認された。
東川容疑者はこの所持容疑について認めており、画像はインターネット上の掲示板から入手したという趣旨の説明をしていた。
なお、9月の逮捕は性的画像の所持を対象としたもので、江戸橋駅で盗撮した容疑による逮捕ではない。
今回の近鉄四日市駅での撮影容疑とは区別して捜査されている。
自宅のパソコンなどから数百点の画像 警察が余罪捜査
9月の逮捕後、警察が東川容疑者の自宅にあったパソコンなどを調べたところ、数百点に上る盗撮画像などが見つかったという。
今回の再逮捕は、最初の逮捕後に進められた捜査によって、別の撮影容疑が浮上したものだ。
押収された画像について、撮影場所や撮影時期、写っている人物の数など、詳しい内訳は明らかになっていない。
また、確認された数百点の画像すべてについて違法な撮影行為が立証されたわけではない。
東川容疑者は「やり過ぎて覚えていない」という趣旨の供述をしていると報じられているが、この言葉が個々の撮影容疑についての認否を示したものかどうかは明らかになっていない。
警察は画像の内容や撮影場所などを調べ、ほかにも同様の行為がなかったか捜査している。
奈良市消防局の現職職員 再逮捕を受けた対応は
東川容疑者は奈良市消防局に勤務する地方公務員で、9月30日の逮捕に続き、今回の盗撮容疑で再逮捕された。
一方、消防局内での所属部署や役職、事件当時の勤務状況については確認できていない。
奈良市消防局が今回の再逮捕を受けてどのような事実確認を行い、懲戒処分を含めた対応を検討しているのかについても、公表情報では確認できなかった。
今回の容疑が公務中の行為だったとする情報もなく、職務上の権限を利用した犯行と判断できる事実は確認されていない。
編集部まとめ
奈良市消防局の50歳職員が、近鉄四日市駅で少女を盗撮した疑いで再逮捕された。
9月30日の逮捕は児童ポルノ画像の所持容疑で、今回は駅ホームでの撮影行為が対象となっている。
自宅のパソコンなどからは数百点の盗撮画像などが確認されており、警察は撮影場所や時期を調べている。
今後は余罪捜査に加え、奈良市消防局による事実確認や職員の処遇についても確認する必要がある。
特記事項
本記事は2026年10月20日に判明した再逮捕情報と、三重県警が公表した9月30日の逮捕事実を基に構成した。
9月30日の逮捕は児童ポルノ禁止法違反(自己性的目的所持)の疑い、10月20日の再逮捕は近鉄四日市駅での盗撮の疑いによるもので、異なる行為を対象としている。
「やり過ぎて覚えていない」との表現は、供述の趣旨として伝えられたものであり、取り調べの逐語記録を確認したものではない。
自宅のパソコンなどから見つかった画像について、すべてが違法な撮影によるものと確認されたわけではない。
再逮捕容疑の具体的な適用法条、奈良市消防局の対応、東川容疑者の刑事責任については確定していない。
週刊TAKAPI 編集部/松本
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