東京都新宿区の薬局で、医師の処方箋がない客に糖尿病治療薬「マンジャロ」などを販売したとして、警視庁は10月22日、薬局の責任者ら2人を逮捕した。
逮捕されたのは「First Beauty薬局」の責任者、王沛容疑者(40)ら2人。
警視庁は、薬局が約2年間でおよそ6500万円を売り上げていたとみて、販売の実態を調べている。
26歳女性に約1万3000円で販売か ダイエット目的で購入
警視庁によると、王容疑者らは今年1月、神奈川県に住む女性(26)に対し、医師の処方箋がないにもかかわらず、マンジャロを約1万3000円で販売した疑いが持たれている。
女性はダイエットを目的に購入していたという。
マンジャロは、本来2型糖尿病の治療に用いられる注射薬で、国内では医師の処方箋が必要となる。
食欲を抑える作用があることから、近年は「やせ薬」としても注目されている。
ただし、マンジャロ自体は美容・痩身目的の医薬品として承認されておらず、使用には医師による適切な判断と管理が必要だ。
約2年間で売上6500万円か 糖尿病患者への供給にも懸念
警視庁は、薬局が約2年間でおよそ6500万円を売り上げていたとみている。
今回の逮捕容疑は、処方箋が必要な医薬品を、処方箋のない客に販売したとするものだ。
マンジャロを巡っては、美容やダイエット目的の需要が高まり、過去には供給不足が問題となった経緯がある。
医師の管理を受けない使用による健康上のリスクに加え、必要な糖尿病患者への供給に影響する可能性も指摘されている。
ただし、今回の薬局による販売が供給不足につながったと確認されたわけではない。
警視庁は、医薬品の販売方法や取引の経緯について調べている。
編集部まとめ
新宿区の薬局で、糖尿病治療薬「マンジャロ」などを処方箋なしで販売した疑いで、責任者ら2人が逮捕された。
警視庁は約2年間の売上をおよそ6500万円とみており、販売の実態を調べている。
マンジャロは医師による適切な管理が必要な処方箋医薬品だ。今回の事件では、薬局で処方箋の確認がどのように行われていたのかが焦点となる。
特記事項
本記事は、2026年10月22日の事件報道およびマンジャロの公式医薬品情報に基づき構成した。
新宿のマンジャロ無処方販売事件
週刊TAKAPI 編集部/黒木・松本
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