運転手にけがなし 飯田線・東海道線・名鉄名古屋本線に影響、約1時間で順次再開
愛知県豊橋市のJR飯田線・船町駅構内で5月24日午後3時すぎ、軽乗用車が橋桁に接触する事故があった。運転手にけがはなかった。
現場周辺にはJR飯田線、JR東海道線、名鉄名古屋本線が通っており、事故処理と安全確認のため、各路線で一時運転を見合わせた。JR飯田線では、船町駅付近で自動車が橋桁に衝突したとの情報により、一部区間で運転を見合わせ、列車に運休や遅れが発生した。
JR東海道線でも、豊橋駅から西小坂井駅の間で橋桁への自動車衝突の情報があり、一部区間で運転見合わせや遅れが出た。名鉄名古屋本線にも影響が及び、豊橋駅方面を中心に利用客の足に乱れが生じた。
JR飯田線は、安全確認後の午後3時52分に運転を再開したとする運行情報が確認されている。事故発生からおよそ1時間で、各路線は順次運転を再開した。
船町駅周辺は複数路線が通る場所
船町駅は、豊橋駅から近いJR飯田線の駅で、周辺にはJR東海道線や名鉄名古屋本線も通っている。鉄道施設が集まる場所で車両事故が起きた場合、現場確認だけでなく、線路や橋桁の安全確認が必要になる。
今回は軽乗用車の接触事故だったが、橋桁や線路設備に影響がないかを確認するため、鉄道各社が運転を見合わせたとみられる。
日曜午後の時間帯で、通勤・通学への影響は平日朝夕より限られた。ただ、豊橋駅を発着する飯田線、東海道線、名鉄名古屋本線にまたがって影響が出たため、移動中の利用客には遅れや予定変更が生じた。
地元でも注意が必要な「橋桁接触」
橋桁への車両接触は、けが人が出なくても鉄道運行に大きな影響を与える。線路を支える構造物に車が当たった場合、列車を安全に走らせられるか確認する必要があるためだ。
豊橋市内には、鉄道の下を道路が通る場所や、高架・橋桁付近を車が通行する場所が複数ある。高さ制限や道路幅、カーブ、見通しの悪い場所では、普通車や軽乗用車でも注意が必要になる。
警察は、事故当時の運転状況や接触した詳しい経緯を調べている。
事故後は安全確認で遅れも
鉄道会社にとって、橋桁への接触事故は列車との直接衝突ではなくても、運転を止めて確認する必要がある事案だ。目に見える損傷がなくても、設備点検が終わるまでは運転再開が難しい。
今回も、JR・名鉄の複数路線に影響が出た。豊橋駅周辺は東三河の鉄道利用の要所であり、船町駅付近での事故が広い範囲に波及した形だ。
地元の道路利用者には、鉄道施設付近での減速、標識確認、高さ制限や橋桁への注意が求められる。

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