5月27日公判で小西受刑者「全部ウソ」証言 旭川女子高生殺害裁判、最後の場面が争点に

5月27日の旭川地裁公判で、旭川女子高生殺害事件の共犯として実刑が確定している小西優花受刑者が証人として出廷し、内田梨瑚被告の供述を「全部ウソ」とする趣旨で否定した。

小西受刑者は法廷で、被害者が橋の欄干付近で深呼吸した直後、内田被告が被害者の肩甲骨付近を両手で押したと証言した。さらに、被害者がロープにつかまる様子も見たと説明した。

内田被告側は、殺意と被害者を橋から落下させた行為を否認している。

裁判の焦点は、最後の場面で何が起きたのかに絞られている。裁判員が見るのは、小西受刑者の証言が、現場の位置関係、橋の状況、他の関係者供述、これまでに示された証拠と合うかどうかだ。

判決は6月22日に言い渡される予定。

「全部ウソ」証言で対立が鮮明に

小西受刑者は5月27日の公判で、内田被告の説明を強く否定した。

「梨瑚さんの調書は全部ウソ」

この証言により、法廷での対立点ははっきりした。

小西受刑者は、被害者が橋の欄干付近で深呼吸した直後、内田被告が肩甲骨付近を両手で押したと述べた。被害者がロープにつかまる様子も見たと説明している。

一方、内田被告側は、被害者を橋から落下させた行為を否認している。

裁判員が見るのは証言と証拠の一致

今回の裁判で重要になるのは、小西受刑者の証言がどこまで証拠と合うかだ。

裁判員は、証言の言葉だけで判断するわけではない。

橋の位置関係、被害者と被告らの立ち位置、被害者がロープにつかまったとされる場面、他の関係者の供述、これまでに示された証拠を照らし合わせることになる。

小西受刑者は共犯として実刑が確定している人物でもある。そのため、証言の内容が具体的か、前後の流れと合うか、他の証拠と食い違いがないかが慎重に見られる。

事件の発端はSNS画像トラブル

事件は、SNS上での画像使用をめぐるトラブルが発端とされている。

被害者の女子高校生は、内田被告の画像をSNS上で無断使用したとされ、その後、呼び出され、車で連れ出された。

被害者は監禁され、暴行を受けたとされる。その後、旭川市神居古潭の橋へ連れて行かれた。

今回の公判で問われているのは、その橋の上で最後に何が起きたのかという点だ。

小西受刑者の証言が認められるのか。
内田被告側の否認がどう判断されるのか。

判決は、最後の場面を裁判所がどう認定するかで大きく左右される。

判決は6月22日へ

旭川女子高生殺害裁判の判決は、6月22日に言い渡される予定。

5月27日の公判では、小西受刑者の「全部ウソ」証言により、最後の場面をめぐる対立がさらに明確になった。

今後の焦点は、被害者が橋の欄干付近で深呼吸した後の動き、内田被告の位置、小西受刑者が見たとするロープの場面、これらが証拠とどこまで合うかだ。

週刊TAKAPIでは、6月22日の判決まで、5月27日公判で示された証言、内田梨瑚被告側の主張、裁判所が最後の場面をどう認定するかを引き続き追います。

合わせて読みたい

旭川女子高生殺害裁判 小西優花受刑者が証人出廷、内田梨瑚被告側の否認と対立

編集部まとめ

5月27日の旭川地裁公判で、小西優花受刑者が証人として出廷した。

小西受刑者は、内田梨瑚被告の供述について「全部ウソ」とする趣旨で否定した。

小西受刑者は、被害者が橋の欄干付近で深呼吸した直後、内田被告が肩甲骨付近を両手で押したと証言した。

被害者がロープにつかまる様子も見たと説明している。

内田被告側は、殺意と落下させた行為を否認している。

判決は6月22日に言い渡される予定。

週刊TAKAPIでは、判決まで継続して取材する。

この記事の要点Q&A

Q1. 5月27日の公判で何がありましたか。

小西優花受刑者が証人として出廷し、内田梨瑚被告の供述を「全部ウソ」とする趣旨で否定しました。

Q2. 小西受刑者は何を証言しましたか。

被害者が橋の欄干付近で深呼吸した直後、内田被告が肩甲骨付近を両手で押したと証言しました。被害者がロープにつかまる様子も見たと説明しています。

Q3. 裁判員が重視する点は何ですか。

小西受刑者の証言が、橋の位置関係、現場状況、他の関係者供述、これまでに示された証拠と合うかどうかです。

Q4. 判決はいつですか。

判決は6月22日に言い渡される予定です。

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