石川県金沢市で2008年、当時22歳の会社員男性が殺害された未解決事件について、遺族や警察官らが現場近くで情報提供を呼びかけました。
事件は2008年6月、金沢市久安2丁目のアパートで、会社員の橋本清勝さんが何者かに襲われ、亡くなったものです。事件は現在も未解決のままで、警察が捜査を続けています。
現場近くの交差点では6月21日、橋本さんの遺族や警察官らおよそ50人が立ち、通行人にチラシを配るなどして情報提供を求めました。
事件から18年が経過した今も、橋本さんの両親は犯人につながる情報を求め続けています。
母の橋本真由美さんは、現場近くを訪れるたびに当時の記憶がよみがえるとして、長い年月が過ぎても消えない苦しさを語りました。
父の橋本充史さんは、今回の呼びかけについて、犯人逮捕につながる最後のきっかけにしたいという思いを示しています。
警察によりますと、これまでに延べ5万5000人の捜査員が投入され、およそ320件の情報が寄せられているということです。
21日は事件現場周辺だけでなく、市内の商業施設などでも情報提供を呼びかける活動が行われました。
未解決事件では、時間の経過とともに記憶が薄れ、関係者の生活環境も変化していきます。一方で、年月が経ったことで話せるようになる情報や、当時は小さな違和感として見過ごされていた情報が、捜査の手がかりになる可能性もあります。
警察は、事件を風化させず、解決につなげたいとして、引き続き情報提供を求めています。
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