大分市内で、黒いチョウのような虫を見かけたという報告が相次いでいる。
市が注意を呼びかけているのは、外来種の蛾「キオビエダシャク」。一見すると黒っぽいチョウのように見えるが、実際は昼間に活動する蛾の一種で、紺色の翅に黄色い帯状の模様が入るのが特徴だ。
大分市は、キオビエダシャクの幼虫が庭木や生垣などに使われる「イヌマキ」の葉を食べるとして、早期発見と駆除を呼びかけている。大量に発生した場合、葉が食害を受け、庭木や街路樹などに影響が出る可能性がある。
成虫そのものが人に直接危害を加えるわけではない。ただ、市街地や住宅地で黒い虫が急に増えたように見えるため、不安や不快感を覚える住民も少なくない。
キオビエダシャクは、台湾や沖縄などで以前から確認されてきた種とされ、近年は九州各地でも発生が目立つようになっている。温暖化などの影響で生息域が広がっている可能性も指摘されており、今後、九州以北でも同様の発生が起きる恐れがある。
市は、公式情報で成虫や幼虫の特徴を示し、庭木のイヌマキなどに幼虫がいないか確認するよう求めている。幼虫の段階で見つけて駆除することが、被害拡大を防ぐうえで重要だという。
見た目はチョウに似ていても、被害の中心は成虫ではなく幼虫による食害だ。特にイヌマキを庭木や生垣にしている家庭では、葉の減り方や幼虫の有無を確認する必要がある。
大分市は、発生を見つけた場合は早めに対応するよう呼びかけている。
編集部まとめ
大分市で相次いで目撃されている「黒いチョウ」のような虫は、外来種の蛾「キオビエダシャク」とみられている。
成虫は人に直接害を与えるものではないが、幼虫はイヌマキの葉を食べるため、庭木や生垣への被害が懸念される。
市は、幼虫の早期発見と駆除を呼びかけており、イヌマキを植えている家庭では注意が必要だ。
週刊TAKAPI編集部/一条
サイト訪問者数

コメント
0件まだコメントはありません。最初のコメントを投稿してみませんか。