静岡県牧之原市の市立相良中学校で、学校が管理する口座から金銭をだまし取られるネットバンキング詐欺被害が発生しました。
SBSの報道によると、被害額は少なくとも1000万円以上とみられ、口座には生徒の給食費や修学旅行積立金などの諸会費が含まれていたとされています。
被害が発生したのは5月29日午後2時ごろです。
学校の事務職員がパソコンで作業していたところ、画面にエラーメッセージが表示されました。画面には、エラー解除のため表示された連絡先に電話するよう促す内容があり、職員が電話をかけたところ、相手から操作を指示されました。
職員が指示に従ったことで、学校が管理する口座から不正送金されたとみられています。
その後、金融機関から学校側に問い合わせがあり、被害が発覚しました。学校はインターネットを遮断し、警察に連絡しました。
給食費や修学旅行積立金を含む諸会費口座が被害か
今回被害に遭ったのは、学校が管理していた生徒の諸会費口座です。
諸会費には、給食費、修学旅行積立金、教材費など、学校生活に関わる費用が含まれていたとみられます。保護者から集めた費用が含まれているため、被害額の確定と今後の取り扱いが焦点になります。
牧之原市は、金融機関と被害状況を正式に確認したうえで、警察へ被害届を提出する方針です。
今後は、実際の被害額、送金先、送金操作の経緯、職員がどの段階で相手の指示に従ったのかが確認されます。
画面表示から電話へ誘導 サポート詐欺型の手口
今回の手口は、パソコン画面にエラー表示を出し、表示された連絡先へ電話させる「サポート詐欺」型とみられます。
利用者に電話をかけさせたうえで、相手が遠隔操作や画面操作を指示し、ネットバンキングの送金につなげる手口です。
学校や自治体の現場では、日常的にパソコンとネットバンキングを使います。そのため、外部から表示された連絡先に電話しないこと、送金操作を1人で完結させないこと、複数人確認を行うことが重要になります。
牧之原市教委が調査へ 保護者説明も予定
牧之原市教育委員会は、警察と連携して原因調査を進める方針です。
橋本勝教育長は、今回の事案を重く受け止め、再発防止に向けて情報セキュリティ対策の徹底を図る趣旨のコメントを出しています。
学校は29日夜、保護者へ一斉メールで連絡しました。6月1日以降、保護者説明会を開く予定です。
焦点になるのは、被害額の確定、諸会費の補填方法、再発防止策です。
給食費や修学旅行積立金などが含まれていた場合、今後の学校行事や生徒関連費用に影響が出るのか、市がどのように対応するのかも確認されることになります。
学校会計と情報セキュリティの両面が焦点に
今回の事件は、学校現場のネットバンキング管理と会計管理を同時に問う事案です。
被害額は少なくとも1000万円以上とみられ、口座には生徒の給食費や修学旅行積立金などが含まれていたとされています。通常の学校事務の中で扱われる口座が、外部からの電話誘導によって不正送金につながった可能性があります。
今後は、送金時の承認体制、端末の管理、職員へのセキュリティ教育、金融機関との連絡手順が確認される見通しです。
学校に預けられた生徒関連費用が狙われた今回の被害は、教育現場の会計管理と情報セキュリティが、もはや別々に扱えない問題であることを示しています。
Q. 牧之原市立相良中学校で何が起きましたか。
A. 学校が管理する口座から金銭をだまし取られるネットバンキング詐欺被害が発生しました。
Q. 被害額はいくらですか。
A. 少なくとも1000万円以上とみられています。
Q. どのような口座が被害に遭いましたか。
A. 給食費や修学旅行積立金など、生徒の諸会費を管理する口座が被害に遭ったとされています。
Q. 詐欺はどのように始まりましたか。
A. 事務職員のパソコンにエラーメッセージが表示され、表示された連絡先へ電話したことがきっかけです。
Q. 被害はどのように発覚しましたか。
A. 金融機関から学校側に問い合わせがあり、被害が発覚しました。
Q. 今後の焦点は何ですか。
A. 被害額の確定、送金先の確認、諸会費の補填方法、学校の情報セキュリティ対策です。

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