障害児施設の元職員による事件は、さらに深刻な様相を見せている。

捜査関係者によると、警視庁が押収したスマートフォンや記録媒体の解析を進めた結果、複数の子どもを対象としたとみられるわいせつな動画や画像が確認されたという。
中には、施設内や送迎中とみられる状況で撮影された可能性のあるものも含まれており、日常的に子どもと接する立場を利用した悪質な行為の疑いが強まっている。
◆“常習性”の有無が焦点に
これまでに明らかになっているのは、2024年2月下旬、千葉県松戸市の障害児施設を利用していた当時5歳の女児を送迎中、自宅アパートに連れ込み、わいせつな行為をしたうえ撮影した疑い。
しかし、今回新たに確認されたデータの内容から、単発の犯行ではなく、複数回にわたる可能性も浮上している。
警視庁は、押収データの撮影時期や場所の特定を進めるとともに、映っている子どもたちの身元確認を急いでいる。
◆施設側の管理体制にも波紋
今回の事件を受け、施設側の安全管理体制にも疑問の声が上がっている。
特に問題視されているのは以下の点だ。
職員による送迎時の単独対応 利用者との接触に関するチェック体制 個人端末の持ち込み・使用ルール
専門家からは、
「信頼関係に依存した現場ほど、チェック体制が甘くなりやすい」
との指摘も出ている。
◆被害の全容解明へ
後藤容疑者は現在も容疑を否認しているが、捜査当局はデータ解析や関係者への聞き取りをもとに、慎重に裏付けを進めている。
また、今回見つかった動画の存在から、
これまで表面化していない被害が他にもある可能性も否定できない状況だ。
警視庁は、被害児童の特定と保護を最優先に、事件の全容解明を急ぐ方針。
※新たな情報が入り次第、続報としてお伝えします。

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