教員グループによる児童盗撮、被害は全国に拡大 愛知県警

愛知県内で発覚した教員グループによる盗撮事件について、被害の広がりが明らかになった。

愛知県警は15日、このグループによって盗撮などの被害にあった児童や生徒が、全国で少なくとも75人以上にのぼると発表した。さらに、グループ外の人物との間で画像の共有が行われていたケースも含めると、被害者は100人を超える可能性があるという。

■ SNSで形成された教員グループ

捜査関係者によると、このグループは2020年から2021年ごろにかけて、当時名古屋市立小学校に勤務していた元教員の男(42)がSNSを通じて開設したとされる。

男はSNS上で知り合った教員らをグループチャットに招待し、2024年ごろには7人の教員によるグループが形成されていたという。

■ 盗撮画像やディープフェイクを共有

グループチャット内では、女子児童の着替えを盗撮したとみられる画像や動画のほか、女児の顔写真をもとに生成AIで作成された、いわゆる「性的ディープフェイク」画像なども共有されていたとみられている。

メンバー同士で感想やコメントを送り合うなど、やり取りが繰り返されていたという。

■ 捜査はグループ外にも拡大

警察は、グループ内だけでなく、個別に画像のやり取りをしていた外部の人物についても捜査を進めている。

今後、関係者の特定や立件がさらに進む可能性がある。

■ 名古屋市、元教員らに賠償請求へ

この事件を受け、名古屋市は15日、市立小学校の元教員2人に対し、約255万円の損害賠償を請求する方針を明らかにした。

市によると、2人は給食用の食器などに体液を付着させたとされ、交換費用などが発生したため、その分の賠償を求めるとしている

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