静岡市駿河区の歯科医院で、診療中の10代女性にわいせつな行為をしたなどとして、院長の男が再逮捕された。男の逮捕はこれで5度目となる。

事件で再逮捕された静岡市駿河区の歯科医師の男とみられる人物。警察は余罪の有無も含めて捜査を進めている。
不同意わいせつなどの疑いで再逮捕されたのは、静岡市駿河区に住む歯科医師の男(50)だ。
警察によると、男は2025年3月上旬ごろ、自身が院長を務める歯科医院で、10代女性に対し、診療行為を装ってわいせつな行為をした疑いが持たれている。
女性は当時、診療台に横たわっていたとみられ、目元にはタオルがかけられていたという。警察は、患者が周囲の状況を確認しにくい状態にしたうえで、犯行に及んだ可能性があるとみて調べている。
事件は、男が別の事件で逮捕されたことを受け、被害女性の親が警察に相談したことで発覚した。親は報道を見て、「自分の娘も被害に遭っていたのではないか」と不安を抱き、警察に相談したという。
男をめぐっては、これまでにも同様の疑いで逮捕が重ねられており、今回で5度目の逮捕となる。警察は、ほかにも被害がないか、余罪を含めて慎重に捜査を進めている。
医療機関では、患者が医師を信頼し、身体を預ける場面が多い。特に歯科診療では、患者が診療台に横たわり、視界を遮られることもある。その状況を悪用した疑いがある今回の事件は、医療現場への信頼を大きく揺るがすものだ。
診療のために訪れたはずの場所で、患者が被害を訴える事態となった今回の事件。警察は、当時の診療状況や被害女性への対応、過去の診療記録などを詳しく調べている。

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