マクドナルドのハッピーセットに、人気キャラクター「ちいかわ」が帰ってきた。
日本マクドナルドは5月15日、全国の店舗でハッピーセット「ちいかわ」の販売を始めた。ちいかわたちがマクドナルドのマネージャーやクルーの姿になった3Dフィギュアのペンシルトッパーで、発売初日から親子連れやファンの注目を集めている。
今回のおもちゃは全8種。第1弾では「ちいかわ」「ハチワレ」「くりまんじゅう」「ラッコ」の4種が登場する。第2弾は5月29日から始まり、「うさぎ」「モモンガ」「古本屋」「シーサー」の4種が予定されている。
小さな制服姿のキャラクターたちは、ただ飾るだけでなく、鉛筆につけて遊べる仕様になっている。マクドナルドは、キャラクターを動かしながら仕事の役割や仲間との協力を想像して遊べる点を、今回のおもちゃの特徴としている。
発売初日の店頭では、アプリの購入券を確認しながら注文する人の姿が目立った。今回は混雑や買い占めを防ぐため、第1弾初日の5月15日と第2弾初日の5月29日は、マクドナルド公式アプリで配布される購入券を持つ人だけが購入できる仕組みになっている。
購入数にも制限がある。初日は朝マック、レギュラーメニューの各時間帯で、1人4個まで。5月16日以降も、1グループ1会計4個までの制限が続く。おもちゃは選べず、なくなり次第終了となる。
この販売方法には、過去の人気コラボで起きた混雑や転売への対策という意味もある。フリマアプリ側でも、発売直後のトラブルを防ぐため、ハッピーセット「ちいかわ」の玩具付録について一定期間の出品禁止を発表している。
それでも、今回の発売をめぐる空気は、争奪戦という言葉だけでは語れない。SNSでは、子どもと一緒に朝から店舗へ向かった人、家族の分を楽しみに購入した人、推しのキャラクターを迎えられて喜ぶ人の投稿が相次いでいる。
「子どもより大人のほうが喜んでいる」「店員姿がかわいすぎる」「朝からちょっと幸せになった」。そんな声が並び、ハッピーセットという名前どおり、店頭には小さな楽しみを受け取りに来た人たちの表情があった。
一方で、人気商品である以上、売り切れや混雑には注意が必要だ。マクドナルドは、在庫について各店舗への問い合わせを控えるよう呼びかけている。購入を希望する場合は、公式アプリや店頭の案内を確認し、無理のない範囲で利用したい。
ちいかわたちが小さな制服を着て働く今回のハッピーセット。発売初日の朝に広がったのは、キャラクター人気だけではなかった。
子どもが笑い、親が少し急ぎ足になり、大人のファンがスマートフォンを握りしめて順番を待つ。そんな日常の中の小さな高揚感こそ、今回の「ちいかわハッピーセット」が届けた一番の魅力かもしれない。

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