埼玉県立高校の男性教諭2人を同時懲戒免職 「筋肉チェック」盗撮36人分と特別教室での性行為が発覚

埼玉県立高校の男性教諭2人が懲戒免職となった問題を伝える報道用アイキャッチ

週刊TAKAPI編集部/担当記者:成田

埼玉県教育委員会は6月16日、県立高校に勤務していた30代の男性教諭2人を懲戒免職処分にした。1人は部活動の合宿先更衣室で男子生徒の下半身をスマートフォンで盗撮し、もう1人は校内の特別教室で女子生徒と性行為に及んでいたという。学校現場への信頼を根底から揺るがす、極めて深刻な教員不祥事だ。

県教委によると、南部の県立高校に勤務していた32歳の男性教諭は、2024年7月から2025年6月までの約1年間、自身が顧問を務める部活動の合宿施設更衣室で、男子生徒の下半身をスマートフォンで盗撮していた。被害は延べ36人分にのぼる。

教諭は「部員の筋肉の付き具合を見たかった」などと説明しているが、更衣室という生徒の無防備な空間で繰り返された行為であり、到底軽く扱えるものではない。県教委は悪質性が高いと判断し、懲戒免職とした。

一方、東部の県立高校に勤務していた31歳の男性教諭は、2025年7月中旬から2026年1月にかけて、当時在籍していた女子生徒と校内の特別教室で複数回、性行為をしていたことが判明した。女子生徒は進路相談などを理由に教諭を訪れていたという。教諭は「自分の未熟な考えから起きたこと」と話している。

県教委は「生徒の人権を著しく侵害する行為であり、教員として絶対に許されない」としている。両校では今後、被害を受けた生徒へのケアと再発防止策を進める方針だ。

編集部まとめ

今回の問題は、単なる教員の不祥事ではない。部活動、更衣室、進路相談、特別教室という、生徒が教員を信頼せざるを得ない場が悪用された点が重い。処分で終わらせず、学校内の密室性、相談体制、管理体制をどこまで見直せるかが問われる。

埼玉県立高校教員懲戒免職 要点Q&A

Q1. 何が起きたのですか?
A. 埼玉県教育委員会が、県立高校に勤務していた30代男性教諭2人を同時に懲戒免職処分にしました。

Q2. 32歳の教諭は何をしたのですか?
A. 部活動の合宿施設更衣室で、男子生徒の下半身をスマートフォンで盗撮していたとされています。被害は延べ36人分です。

Q3. 31歳の教諭は何をしたのですか?
A. 校内の特別教室で、女子生徒と複数回にわたり性行為をしていたとされています。

Q4. 教諭らは何と説明していますか?
A. 盗撮した教諭は「部員の筋肉の付き具合を見たかった」と説明。もう1人の教諭は「自分の未熟な考えから起きたこと」と話しているということです。

Q5. 今後の焦点は何ですか?
A. 被害生徒へのケアに加え、更衣室や特別教室など校内の密室化しやすい場所をどう管理し、再発を防ぐかが焦点です。

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