週刊TAKAPI編集部/担当記者:成田
群馬県伊勢崎市の利根川河川敷で、知人男性の遺体を土に埋めて遺棄したとして、埼玉県本庄市在住のパート従業員・新井雅尚容疑者(50)が死体遺棄の疑いで再逮捕された。警察は、男性が死亡した経緯について、殺害への関与も視野に捜査を進めている。
警察によると、新井容疑者は今年3月ごろ、伊勢崎市長沼町の利根川河川敷に、前橋市在住のパート従業員・小渕和則さん(当時59)の遺体を埋めて遺棄した疑いが持たれている。
小渕さんは今年2月26日夕方、勤務先の食品関連会社を出たあと行方が分からなくなった。その後、4月下旬、利根川河川敷で遺体が土に埋まった状態で見つかった。
発見されたのは胴体部分のみだった。頭部と両手、両足は見つかっておらず、警察は遺体がどのような経緯で損壊され、河川敷に遺棄されたのかを慎重に調べている。
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新井容疑者と小渕さんは元同僚だった。新井容疑者は、小渕さん名義のキャッシュカードを使い、前橋市内のコンビニATMから現金あわせて約24万円を引き出したとして、すでに窃盗容疑で逮捕・起訴されていた。
警察は、防犯カメラ映像などをたどる捜査を進め、行方不明になった小渕さんの足取りや、キャッシュカードが使われた経緯、新井容疑者との接点を調べてきた。今回、遺体遺棄への関与が強まったとして、死体遺棄容疑で再逮捕した。
新井容疑者は死体遺棄容疑について「やっていない」と否認しているという。警察は、2人の間に金銭トラブルや人間関係上の問題がなかったか、小渕さんが死亡した時間帯や場所、遺体の一部が見つかっていない理由についても捜査している。
知人男性が勤務先を出たまま行方不明となり、約2か月後に河川敷で胴体部分のみが発見された今回の事件。窃盗事件として始まった捜査は、死体遺棄、さらに殺害の可能性を含む重大事件へと広がっている。
警察は前橋警察署に捜査本部を設置し、死亡経緯と遺体遺棄の全容解明を急いでいる。
編集部まとめ
伊勢崎市の利根川河川敷で、小渕和則さんの胴体部分のみが土に埋まった状態で見つかった事件は、元同僚の新井雅尚容疑者の死体遺棄容疑での再逮捕に発展した。頭部と両手両足は見つかっておらず、警察は遺体損壊の経緯や死亡状況を慎重に調べている。小渕さん名義のキャッシュカードで約24万円が引き出された窃盗事件から、死体遺棄、殺害関与の有無へ。事件は全容解明に向け、重大局面に入っている。
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