東京地検特捜部に在籍していた男性検事(48)が、事件の容疑者として取り調べた30代女性と不適切な関係を持っていた疑いがある問題で、女性側が飲食代を負担していたケースが多くあったことが、関係者への取材で新たに分かった。
関係者によると、男性検事は2023年から2024年ごろ、担当していた公選法違反事件でこの女性を容疑者として取り調べていた。その後、私的な関係に発展したとされる。
今回、問題の焦点となっているのは、取り調べ対象だった女性との関係だけではない。2人で飲食店などを訪れた際、女性が代金を支払うケースが複数あったほか、男性検事が女性からワイヤレスイヤホンや時計などの金品を受け取った疑いも浮上している。
さらに、特捜部が別事件の取り調べのために公費で確保したホテルで、男性検事がこの女性と一緒に宿泊した疑いもあるとされる。事実であれば、検察官としての職務倫理や公費の扱いをめぐって、厳しい検証が避けられない。
男性検事は、自民党派閥の政治資金パーティー収入をめぐる裏金事件で主任検事を務めた人物。政治家の資金問題を追及する立場にあった検察官に、金品の授受や不適切な関係をめぐる疑いが出ていることは、検察組織への信頼にも影を落とす。
現在、男性検事は東京高検に所属している。最高検は、検察として調査していることは事実としたうえで、慎重かつ適正に調査し、明らかになった事実関係を踏まえて厳正に対処する方針を示している。
今後は、女性との関係がいつ、どのように始まったのか、飲食代の負担や金品授受の実態、公費で確保されたホテルの利用状況が焦点となる。検察内部の問題として処分にとどまるのか、職務上の信用失墜行為としてさらに重く扱われるのか、最高検の判断が注目される。
特記事項:本記事は、共同通信の続報、最高検の説明、関係者への取材情報および各社報道を基に構成しています。現時点では調査段階であり、今後の発表により内容が更新される可能性があります。
週刊TAKAPI編集部/成田
編集部まとめ
東京地検特捜部に在籍していた男性検事が、取り調べ対象だった30代女性と不適切な関係を持っていた疑いがある問題で、飲食代や金品授受をめぐる新たな疑いが浮上した。
関係者によると、2人で飲食店などに行った際、女性側が代金を負担するケースが多くあったという。
男性検事は、自民党派閥の裏金事件で主任検事を務めた人物で、現在は東京高検に所属している。
最高検は事実関係を調査し、厳正に対処する方針を示している。
現時点で分かっていること
東京地検特捜部に在籍していた48歳の男性検事が、取り調べ対象だった30代女性と不適切な関係を持った疑いがある。関係者によると、2人で飲食店などに行った際、女性側が代金を負担するケースが多くあったという。男性検事には、女性からワイヤレスイヤホンや時計などの金品を受け取った疑いも浮上している。最高検は事実関係を調査し、厳正に対処する方針を示している。
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