愛知県内では7月23日、熱中症の疑いで59人が救急搬送されました。内訳は重症2人、中等症18人、軽症39人で、子どもから高齢者まで幅広い年代で被害が確認されています。
瀬戸市では、屋外で友人と遊んでいた10歳の女子児童が頭痛や嘔吐の症状を訴え、自ら119番通報しました。
一方、南知多町では、船の上で倒れていた80代の男性が病院へ搬送されましたが、死亡が確認されています。
東三河や豊橋市でも厳しい暑さが続いており、屋外活動だけでなく、室内での熱中症にも警戒が必要です。
愛知県内で59人を救急搬送
消防などによると、23日に愛知県内で熱中症の疑いにより救急搬送された人は59人に上りました。
症状別の内訳は、重症2人、中等症18人、軽症39人です。
屋外で活動していた子どものほか、室内で意識を失った高齢者も確認されており、年齢や場所を問わず熱中症が相次いでいます。
気温が高い時間帯だけでなく、湿度が高い室内や、風通しの悪い場所でも体温が下がりにくくなるため注意が必要です。
10歳女児が自ら119番通報
瀬戸市では23日午前11時ごろ、屋外で友人と遊んでいた10歳の女子児童が頭痛を訴え、嘔吐しました。
女子児童は自ら119番通報し、救急車で病院へ搬送されました。
症状は軽いとみられています。
女子児童は友人と約1時間にわたり屋外で遊んでいたということで、消防などが当時の詳しい状況を確認しています。
子どもは体温調節機能が十分に発達しておらず、身長が低いため地面からの照り返しの影響も受けやすいとされています。
南知多町で80代男性が死亡
南知多町では22日午後3時すぎ、船の上で80代の男性が倒れているのが見つかりました。
男性は熱中症の疑いで病院へ搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
男性が倒れるまでの行動や、船上での滞在時間など、詳しい状況は明らかになっていません。
海上や船上では日差しを遮る場所が少なく、水面からの照り返しも強くなるため、陸上以上に体温が上昇する場合があります。
江南市では冷房が切られた室内で重症
江南市では同じ22日、80代の男性が自宅の室内で意識不明の状態で見つかりました。
男性がいた部屋ではエアコンが切られていたとされ、熱中症の疑いで病院へ搬送されました。症状は重いということです。
高齢者は暑さや喉の渇きを感じにくく、本人が異変に気付かないまま症状が進行することがあります。
室内にいる場合でも、我慢せず冷房を使用し、定期的に水分を取ることが重要です。
豊橋・東三河でも厳重な警戒を
豊橋市を含む東三河でも、日中の屋外作業や部活動、買い物、散歩などで熱中症になる危険があります。
特に注意が必要なのは、子ども、高齢者、持病のある人、暑さに体が慣れていない人です。
屋外では日陰でこまめに休憩し、喉が渇く前に水分や塩分を補給する必要があります。
室内でも冷房や扇風機を適切に使い、家族や近隣住民が高齢者の体調や室温を確認することが求められます。
頭痛、吐き気、強い倦怠感、反応の鈍さ、意識障害などがみられた場合は、涼しい場所へ移動させ、ためらわず救急要請する必要があります。
編集部まとめ
愛知県では23日、熱中症の疑いで59人が救急搬送され、子どもから高齢者まで幅広い年代で被害が発生しました。
10歳の女子児童が自ら119番通報した一方、南知多町では80代の男性が死亡し、江南市でも冷房が切られた室内で高齢男性が重症となっています。
熱中症は屋外だけで起きるものではありません。豊橋市や東三河でも、室温管理、水分補給、屋外活動の時間調整を徹底し、周囲の人同士で異変を確認することが重要です。
週刊TAKAPI編集部/成田
特記事項:本記事は消防発表および各社報道を基に構成しています。搬送人数、症状の程度、死亡との因果関係などは、今後の発表によって変更される可能性があります。
子どもから高齢者まで広がる愛知の熱中症被害
愛知県内では7月23日、熱中症の疑いで59人が救急搬送されました。瀬戸市では10歳の女子児童が屋外で遊んだ後に頭痛や嘔吐を訴え、自ら119番通報しています。南知多町では船上で倒れた80代男性が死亡し、江南市でも冷房が切られた室内で80代男性が意識不明となりました。屋外だけでなく室内でも重症化する危険があり、豊橋市や東三河でも年代や場所を問わない対策が必要です。
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