北海道教育委員会は7月23日、部活動の指導中に生徒2人へ体罰を加えたとして、音更町内の中学校に勤務する50代の男性教諭を戒告の懲戒処分にした。
男性教諭は、生徒同士のトラブルを巡って感情的になり、2人の両頬を複数回平手打ちしたとされている。
部活動内のトラブルを巡り感情的に
道教委によると、男性教諭は自身が顧問を務める部活動の指導中、トラブルに関係した生徒2人に対して平手打ちをした。
男性教諭は聞き取りに対し、生徒らの行為を許すことができず、感情的になって暴力を振るってしまったという趣旨の説明をしている。
道教委は、指導の範囲を明らかに超えた体罰に当たると判断し、戒告処分とした。
生徒2人の両頬を複数回平手打ち
男性教諭が平手打ちしたのは、生徒2人の両頬だったとされている。
部活動内でどのようなトラブルが起きていたのか、生徒にけががあったのかなど、詳しい状況は明らかにされていない。
また、体罰が行われた具体的な日時や部活動の種類についても公表されていない。
男性教諭「感情的に暴力を振るった」
男性教諭は道教委の調査に対し、自身の行為を認め、反省しているという。
生徒の行為に問題があったとしても、教員が感情に任せて暴力を加えることは認められない。特に部活動では、顧問と生徒の間に強い上下関係が生まれやすく、生徒側が被害を訴えにくくなる可能性もある。
指導上の注意や規律の維持が必要な場面でも、教員には暴力以外の方法で生徒と向き合うことが求められる。
道教委が体罰として懲戒処分
戒告は、職員の非違行為について責任を確認し、将来を戒める懲戒処分に当たる。
今回の処分では、男性教諭が複数の生徒に対して繰り返し平手打ちをしたことや、感情を抑えられず暴力に及んだ経緯が問題視されたとみられる。
学校側や道教委が、生徒や保護者にどのような説明を行ったのかは明らかになっていない。
部活動指導で問われる感情のコントロール
部活動では、試合結果や練習態度、人間関係を巡って、教員と生徒の双方が感情的になる場面が起こり得る。
しかし、生徒の行動を正す目的であっても、平手打ちなどの身体的な制裁を指導として扱うことはできない。
問題が起きた際には、複数の教職員で対応する、生徒から個別に事情を聴く、管理職や保護者と情報を共有するなど、暴力に頼らない対応が必要となる。
編集部まとめ
音更町内の中学校に勤務する50代の男性教諭が、部活動の指導中に生徒2人の両頬を複数回平手打ちし、戒告処分を受けた。
男性教諭は、生徒の行為を許せず、感情的に暴力を振るったと説明しているという。
生徒側に問題行動があったとしても、それが体罰を正当化する理由にはならない。学校と道教委には、処分だけで終わらせず、部活動の指導体制や相談環境を点検し、同様の行為を防ぐ取り組みが求められる。
週刊TAKAPI編集部/松本
特記事項:本記事は、北海道教育委員会が公表した懲戒処分と確認されている報道内容を基に構成しています。体罰が行われた具体的な日時、部活動の種類、生徒のけがの有無など、公表されていない事項については断定していません。
感情的な指導が体罰に変わった部活動現場
北海道音更町内の中学校に勤務する50代男性教諭は、部活動の指導中に生徒2人の両頬を複数回平手打ちし、戒告処分を受けた。男性教諭は、部活動内のトラブルを巡って感情的になったと説明している。道教委は指導の範囲を超えた体罰と判断しており、学校現場には、問題発生時に複数の教職員で対応するなど、暴力に頼らない指導体制の徹底が求められる。
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