愛知県西尾市桜町の名鉄西尾線「桜町前3号踏切」で28日早朝、普通列車とシニアカーが接触した事故で、意識不明の状態で病院へ搬送されていた西尾市在住の男性(85)の死亡が、その後確認された。
事故があったのは、桜町前駅と米津駅の間にある踏切。警察などによると、28日午前5時半ごろ、西尾発・新安城行きの普通列車4両編成が、踏切内にいた男性のシニアカーと接触した。
男性は事故直後、意識不明の状態で病院へ運ばれたが、搬送先で死亡が確認された。
列車には乗客と乗員合わせておよそ60人が乗っていたが、けが人はいなかった。
男性は1人で踏切内へ進入か
警察は、男性が1人でシニアカーに乗り、踏切内へ進入したとみている。
遮断機が下りた後に踏切へ入った可能性も指摘されているが、事故当時の詳しい状況は確定していない。
警察は、列車の運転士から話を聞くとともに、警報機や遮断機の作動状況、男性が踏切内へ入った時刻や経緯などを詳しく調べている。
西尾―新安城間で約1時間半運転見合わせ
事故の影響で、名鉄西尾線は西尾駅と新安城駅の間の上下線で、およそ1時間半にわたって運転を見合わせた。
安全確認を終え、午前6時58分ごろに運転を再開した。
早朝の事故だったが、通勤・通学時間帯に近く、沿線の利用者にも影響が出た。
踏切内でシニアカーに何が起きたのか
シニアカーなどの電動車いすについては、一般的に踏切内で線路の溝に車輪がはまったり、走行中に停止したりする危険性が指摘されている。
ただし、今回の事故で車輪がはまったのか、機器に不具合があったのかは分かっておらず、事故原因として確認された事実ではない。
警察は、男性の進行方向やシニアカーの状態、列車の運転士が男性を認識した位置などを確認し、接触に至った経緯を調べている。
編集部まとめ
意識不明の状態で搬送されていた85歳の男性は、その後、病院で死亡が確認されました。警察は、男性が踏切へ入った時点の遮断機や警報機の状況、シニアカーの状態、運転士からの見え方などを調べ、事故原因の特定を進めています。
週刊TAKAPI編集部/一条
特記事項:本記事は警察や鉄道事業者の発表内容を基に構成しています。男性が遮断機の降下後に踏切へ進入したかどうか、シニアカーに不具合があったかどうかは、現時点では確定していません。
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