台風15号(チャンホン)は2026年8月10日夜、日本の東を北西へ進んでいます。気象庁によると、台風は今後発達しながら次第に西寄りへ進路を変え、11日午後には関東甲信地方にかなり接近し、上陸するおそれがあります。
その後は本州を西へ進む見通しで、関東甲信だけでなく、東海地方でも11日から12日にかけて雨が強まる可能性があります。11日午後6時から12日午後6時までの24時間雨量は、多い所で関東甲信150ミリ、東海100ミリが予想されています。
お盆休みの移動時期と重なるため、大雨や暴風だけでなく、鉄道、高速道路、航空など交通への影響にも注意が必要です。NEXCO東日本は、11日から12日にかけて関東地方を中心に大雨となり、高速道路が通行止めとなる可能性があると発表しています。
台風15号は日本の東から西へ 11日午後に関東甲信へ
10日午後9時現在、台風15号は日本の東を北西へ進んでいます。気象庁は、今後発達しながら西寄りへ進み、11日午後に関東甲信地方へかなり接近し、上陸するおそれがあるとしています。
10日午後3時時点では中心気圧990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速20メートル、最大瞬間風速30メートルでした。台風は日本の東を北北西へ進んでいました。
通常、日本付近の台風は西から東へ進むケースが多い中、今回は日本の東側から本州方向へ進む特徴的なコースとなっています。
進路予報には幅があるため、上陸地点や通過位置は今後変わる可能性があります。
関東甲信は11日午後から警戒 非常に激しい雨のおそれ
台風の進路に近い東日本では、暖かく湿った空気の流入と上空の寒気によって大気の状態が非常に不安定になる見込みです。
11日は東北から東日本の広い範囲で、雷を伴う激しい雨や非常に激しい雨が降り、局地的に大雨となる所があると予想されています。
11日午後6時から12日午後6時までに予想される24時間降水量は、多い所で、
関東甲信地方 150ミリ
東海地方 100ミリ
東北地方 120ミリ
となっています。
関東甲信では台風本体の接近に伴って短時間に雨が強まる可能性があり、低い土地の浸水や河川の増水・氾濫への警戒が必要です。
東海は台風通過後も油断できず 12日にかけて雨強まる可能性
東海地方では、関東への接近時よりやや遅れて影響が強まる可能性があります。
予想では11日午後6時から12日午後6時までの24時間で、多い所100ミリの雨が見込まれています。
愛知、岐阜、三重、静岡では、台風の進路だけを見るのではなく、周辺の発達した雨雲にも注意が必要です。
特に短時間に雨量が増えた場合、道路冠水やアンダーパスの浸水、河川の急な増水、山間部での土砂災害などにつながる可能性があります。
暴風や高波にも警戒 最大瞬間風速35メートル予想も
台風15号の接近に伴い、東日本では風も強まる見込みです。
気象庁の最新情報を基にした10日夜の予報では、東北や関東などで最大瞬間風速35メートルとなる可能性が示されています。
沿岸部では高波にも警戒が必要です。
また、大気の状態が不安定になるため、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意が呼びかけられています。
お盆の移動に影響か 高速道路は通行止めの可能性
11日は祝日の「山の日」で、お盆休みの帰省や旅行と重なります。
NEXCO東日本は10日午後4時、台風15号による大雨のため11日から12日にかけて関東地方を中心に高速道路が通行止めとなる可能性があると発表しました。現時点では圏央道の稲敷IC―大栄JCTについて、12日午前0時以降に雨による通行止めとなる可能性を示しています。
JR東日本とJR東海は10日午後4時時点で、11日の新幹線・在来線について運転見合わせを決めていない一方、雨の状況によって一部在来線で運転見合わせが発生する可能性があるとしていました。航空各社についても同時点で台風による欠航は確定していませんでした。
交通情報は今後変わる可能性が高く、11日の出発直前だけでなく、10日夜から最新情報を確認する必要があります。
関東は11日、東海は11日夜から12日を重点警戒
今回の台風15号では、地域によって警戒すべき時間帯が異なります。
関東甲信は11日午後を中心に、東海は11日夜から12日にかけて雨や風の影響が強まる可能性があります。台風の中心から離れた地域でも発達した雨雲がかかることがあるため、進路予想図の中心線だけで判断しないことが重要です。
大雨となった場合は、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に警戒し、沿岸では強風や高波にも注意が必要です。
編集部まとめ
台風15号は11日午後、関東甲信地方にかなり接近し、上陸するおそれがあります。さらに西へ進むことで、東海地方も11日夜から12日にかけて大雨となる可能性があります。
特に今回は、お盆休みの移動が本格化する時期と重なります。
関東では11日の移動予定、東海では11日夜から12日の道路・鉄道状況を重点的に確認し、予定変更が必要になる可能性も見込んでおく必要があります。
台風の進路や雨量予想は数時間で変わることがあります。11日朝の段階で改めて最新の台風情報、警報・注意報、交通情報を確認することが重要です。
特記事項
この記事は、2026年8月10日午後9時45分以降に更新された気象庁情報を中心に、NEXCO東日本や交通各社の発表・報道を確認し、10日午後11時時点で内容を整理したものです。台風の進路、勢力、雨量、交通への影響は今後変わる可能性があります。
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