愛知県東海市元浜町にある大同特殊鋼の知多工場で発生した火災は、8月14日正午を過ぎても消火活動が続き、鎮火のめどが立っていません。
大同特殊鋼によると、火災は8月11日午後9時35分ごろ、知多工場内のスクラップヤードで発生しました。消防への119番通報は午後10時半ごろで、通報から60時間以上が経過した14日昼の時点でも、現場では炎や煙が確認されています。
消防車約20台、隊員約60人で消火活動
消防によると、現在は周辺自治体からの応援を含め、消防車約20台、隊員約60人の態勢で消火活動が続けられています。
火災発生から3日が経過しましたが、14日正午すぎの時点でも鎮火の見通しは立っていません。
燃えているのは、スクラップヤードに積み上げられた鉄くずなどです。
鉄くずが熱を持ち、放水届きにくく消火難航
消防によると、積み上げられた鉄くずなどは内部に熱がこもりやすいうえ、放水が奥まで届きにくい構造になっているため、消火活動が長期化しています。
火災発生翌日の12日には、鉄くずなどが高さ約5メートルまで積み上げられていたことも確認されていました。建物への延焼は確認されていません。
人的被害なし 設備被害も確認されず
大同特殊鋼は12日に公表した第一報で、人的被害について「なし」、設備被害についても「なし」としています。
火災の原因については現在調査中で、製品出荷への影響についても確認を進めているとしています。
14日昼時点でも、新たなけが人が確認されたとの情報は出ていません。
会社発表の「発生時刻」と119番通報時刻に差
今回の火災では、時刻の扱いに注意が必要です。
大同特殊鋼の公式発表では、スクラップヤードで火災が発生した時刻を「8月11日午後9時35分ごろ」としています。一方、消防への119番通報は午後10時半ごろとされています。
そのため、記事では「発生から約63時間」「通報から60時間超」などを混同せず、基準時刻を分けて扱う必要があります。
鎮火後に出火原因を調査へ
警察や消防は消火活動を続けるとともに、鎮火後、詳しい出火原因を調べる方針です。
スクラップヤード内のどの場所から火が出たのか、金属スクラップの保管状況や発火につながる要因がなかったかなどが今後の焦点になります。
編集部まとめ
愛知県東海市の大同特殊鋼・知多工場では、8月11日に発生したスクラップヤード火災が14日昼になっても続いています。通報から60時間以上が経過し、消防車約20台、隊員約60人が消火にあたっていますが、鎮火のめどは立っていません。
週刊TAKAPI編集部
特記事項
本記事は大同特殊鋼の公式発表と消防への取材を基に構成しています。火災の発生時刻は会社発表の午後9時35分ごろ、119番通報は午後10時半ごろであり、それぞれ別の時刻として記載しています。
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