千葉県内で続いた記録的な大雨の影響で、千葉市のJR蘇我駅周辺では約4000人の帰宅困難者が発生し、自衛隊が8月14日朝から輸送支援を開始しました。
防衛省によると、14日午前5時、千葉県知事から陸上自衛隊第1師団長に対し、帰宅困難者の人員輸送などに関する災害派遣要請があり、同時刻に受理されました。
午前6時45分から輸送開始 大型・マイクロバス計6台
災害派遣要請を受け、自衛隊は午前6時45分以降、JR蘇我駅周辺に滞留していた帰宅困難者の輸送を開始しました。
防衛省の公表資料では、輸送にあたっているのは陸上自衛隊第1空挺団の大型バス3台と、陸上自衛隊高射学校のマイクロバス3台の計6台です。蘇我駅から、一次滞在施設となっている千葉県文化会館などへ順次輸送しています。
防衛省は、千葉県庁に第1空挺団の隊員4人、千葉市役所に高射学校の隊員2人を連絡員として派遣し、自治体や関係機関との調整にもあたっています。
大雨で鉄道運休 蘇我駅周辺に約4000人
防衛省によると、千葉県では13日夜から線状降水帯の発生による大雨の影響を受け、JR蘇我駅周辺で約4000人の帰宅困難者が発生しました。人数は速報値で、今後変更される可能性があります。
JR東日本では14日も大雨などの影響により、千葉県内の複数路線で運転見合わせや遅れが発生しています。京葉線では蘇我駅の信号装置故障の影響もあり、千葉港―蘇我駅間で運転を見合わせるなど、鉄道網への影響が続いています。
千葉市が一時滞在施設を開設
千葉市は公共交通機関の一部運休を受け、帰宅困難者向けの一時滞在施設を複数開設しています。
千葉駅周辺では千葉県文化会館や千葉県庁、千葉市役所など、蘇我駅周辺では蘇我コミュニティセンターとJFE体育館が開設されています。
千葉市の防災情報では、蘇我コミュニティセンターには350人が滞在し「満員」と表示されているほか、JFE体育館でも150人の滞在が確認されています。
自衛隊による輸送先の千葉県文化会館も、市が指定する帰宅困難者向けの一時滞在施設の一つです。
編集部まとめ
千葉県知事は8月14日午前5時、JR蘇我駅周辺で発生した約4000人の帰宅困難者への対応として自衛隊に災害派遣を要請しました。午前6時45分から大型バス3台、マイクロバス3台の計6台による輸送が始まっており、千葉県文化会館などへの移動支援が続いています。
週刊TAKAPI編集部
特記事項
本記事は防衛省、千葉市、JR東日本の公表情報を中心に構成しています。帰宅困難者約4000人などの数値は防衛省が公表した速報値で、今後の状況確認により変更される可能性があります。
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