沖縄県那覇市安里の栄町で、老舗飲食店「おでん東大」の女性店主(当時58歳)が殺害された事件について、殺人罪で起訴された店主の娘と夫に対する裁判員裁判の初公判が、2026年11月に開かれることが決まりました。
那覇地裁は8月14日に公判前整理手続きを行い、公判期日を指定しました。判決は2027年2月に予定されています。
事件発生から約4年、起訴から3年7カ月以上を経て、両被告が無罪を主張する事件の審理が始まります。
11月に初公判、判決は2027年2月予定
公判前整理手続きは、裁判官、検察側、弁護側が、公判で扱う争点や証拠を事前に整理する手続きです。
8月14日の手続きで初公判が11月に指定されました。具体的な開廷日、公判回数、証人尋問などの詳しい日程は公表されていません。
起訴内容では電源コードで首を締めたとされる
起訴状によると、両被告は2022年8月9日ごろ、那覇市内のビルで共謀し、「おでん東大」の女性店主の首に電源コードを巻き付けて締め付けるなどし、窒息死させたとされています。
店主は建物内で心肺停止の状態で見つかり、その後、死亡が確認されました。
店主の娘と夫は同年12月6日に逮捕され、27日に殺人罪で起訴されました。関係者によると、両被告は事件への関与を否定し、無罪を主張しています。
初公判まで3年7カ月以上、長期化の公式説明なし
起訴から公判期日の指定まで、3年7カ月以上を要しました。
公表されている経過では、裁判の争点と証拠を整理する公判前整理手続きが2026年6月までに始まり、8月14日に公判期日が指定されました。
一方、裁判所や検察側は、初公判まで長期化した具体的な理由を公表していません。
被告側は、証拠開示が進まなかったことが公判開始の遅れにつながったとの趣旨の主張をしています。証拠開示を巡る具体的な協議内容や、裁判所側の判断は明らかになっていません。
起訴後も勾留続く
両被告は起訴後も勾留され、初公判が開かれない状態が続きました。
刑事訴訟法では、起訴後の勾留は公訴提起から2カ月とされ、継続する必要がある場合は、理由を示した決定によって更新できます。
今回、個別の勾留更新で裁判所が示した理由は、公表資料から確認できていません。
事件発生から現在まで
2022年8月9日ごろ
起訴状で事件があったとされる時期
2022年9月26日
店主の死亡を受け「おでん東大」が閉店
2022年12月6日
店主の娘と夫を殺人容疑で逮捕
2022年12月27日
両被告を殺人罪で起訴
2026年6月まで
公判前整理手続きが開始
2026年8月14日
那覇地裁が公判期日を指定
2026年11月
裁判員裁判の初公判予定
2027年2月
判決予定
約70年続いた栄町の人気店
「おでん東大」は、那覇市安里の栄町で約70年にわたり営業した老舗です。
沖縄風のおでんや、煮込んだ豚足を焼き上げる「焼きてびち」で知られ、地元客だけでなく観光客も訪れていました。
女性店主の死亡後、店は2022年9月に閉店しています。
編集部まとめ
初公判は2026年11月、判決は2027年2月に予定されています。起訴から公判まで長期化した公式な理由や、裁判で扱われる具体的な証拠は公表されていません。
週刊TAKAPI編集部/松本
特記事項
本記事は2026年8月15日時点の公表情報を基に構成しています。起訴状の内容は検察側の主張であり、両被告は無罪を主張しています。具体的な初公判の日付、提出証拠、詳細な争点は明らかになっていません。
今回の初公判決定で分かったこと
那覇地裁は2026年8月14日、「おでん東大」店主殺害事件の裁判員裁判について、初公判を同年11月に開くことを決めました。判決は2027年2月に予定されています。
起訴から公判期日の指定まで3年7カ月以上を要しましたが、長期化した公式な理由、初公判の具体的な月日、提出される証拠、詳しい争点は公表されていません。
情報提供募集
各種ご相談、情報提供、現地写真・動画、関係者からの証言などをお持ちの方は、メール(info@108takapi.jp)、各種SNSのDM、または公式LINEまでお寄せください。週刊TAKAPI編集部が内容を確認のうえ、取材・報道の参考とさせていただきます。
サイト訪問者数

コメント
0件まだコメントはありません。最初のコメントを投稿してみませんか。