【沖縄市議選2026・市議は何をしてきた?④】眞榮城健二市議の4年間を徹底検証 子育て・教育・福祉・雨水対策・まちづくりから政務活動費まで【完全版】

2026年9月13日に投開票される沖縄市議会議員選挙。

沖縄市議選は9月6日に告示され、沖縄県知事選と同じ9月13日に投開票される予定だ。 (沖縄市)

週刊TAKAPIが現職市議について、「選挙で何を訴えるか」だけではなく、これまで議席を持って何をしてきたのかを公開資料から検証する「市議は何をしてきた?」シリーズ。

第4回は、眞榮城健二(まえしろ・けんじ)市議を取り上げる。

眞榮城氏は2018年の沖縄市議選で2,079票を獲得して初当選。2022年には2,048票を獲得し、4位で再選した。2回の選挙を比較すると得票差はわずか31票で、数字の上では支持をほぼ維持したまま2期目に入ったことになる。 (沖縄市)

では、その2期目の4年間で何をしてきたのか。

一般質問をたどると、学校給食、奨学金、保育士不足、幼児教育、豪雨・雨水排水、安慶田土地区画整理、公園遊具、災害対応、産後ケア、障がい者福祉など、扱ってきた政策分野はかなり広い。

一方、現職議員の評価で重要なのは、

「質問した」ことと「実現した」ことを混同しないことだ。

何を質問したのか。

行政は何をしていたのか。

その後、制度や事業はどう変わったのか。

そして、所属会派に交付された政務活動費はどう使われたのか。

賛否や批判も含め、4年間を検証する。


眞榮城健二市議とは?

眞榮城氏は2018年の市議選で初当選し、2022年に再選した2期目の市議。

2022年選挙では無所属で立候補し、2,048票、4位当選だった。 (沖縄市)

現在の沖縄市議会では建設委員会議会運営委員会に所属。

会派は「護憲凛の会」で、喜友名秀樹氏、知花圭氏、諸見里宏美氏、眞榮城氏の4人で構成されている。 (沖縄市)

特に建設委員会に所属していることを考えると、眞榮城氏が繰り返してきた雨水排水、区画整理、公園、都市基盤に関する質問は、現在の委員会活動とも重なる分野だ。


4年間の質問を追うと見えてくる「生活密着型」

眞榮城氏の一般質問を追うと、一つの政策だけに集中するタイプではない。

子育て。

教育。

福祉。

文化。

防災。

道路・下水。

区画整理。

公園。

複数の行政分野を横断している。

これは「市民生活全般を広く扱っている」と評価することもできる。

一方で、

「眞榮城健二と言えば、この政策を実現した」

という代表的な成果が見えにくくなる弱点にもなり得る。

その両面を見ていく必要がある。


2023年 学校給食費と奨学金を質問

2023年6月議会。

眞榮城氏は、物価高の中での学校給食費を取り上げた。

沖縄市が給食の質を維持するため補填を行っていた状況を踏まえ、その内訳を確認するとともに、さらに保護者負担を軽減できないかと質問している。

また、沖縄市の給付型奨学金について、利用実績や対象要件を確認し、対象を浪人生にも広げられないかと提案した。 (沖縄市)

ここで重要なのは、単純に「教育に力を入れる」と訴えるだけではなく、

家計負担

という具体的な問題から教育行政を見ていたことだ。


保育士不足を早い段階から取り上げる

同じ2023年6月議会では保育行政も質問した。

過去5年間の保育士離職率。

潜在保育士の確保。

合同就職説明会の実績。

保育士試験を受ける人への支援。

などを市側に確認している。 (沖縄市)

保育サービスを拡充するとしても、働く保育士がいなければ制度は回らない。

その意味では、利用者側だけでなく現場を支える人材確保へ目を向けた質問だと言える。

この問題意識は後に「こども誰でも通園制度」を質問する際にも再び登場する。


眞榮城氏の4年間で最も継続性が見える「雨水対策」

眞榮城氏の一般質問を通して見ると、もっとも継続性が明確なのが、

雨水排水・浸水対策

だ。

2023年6月には、豪雨による道路や下水道被害を踏まえ、

雨水排水施設をどの部署が管理しているのか。

市内にどれだけあるのか。

どの降雨量を基準として設計しているのか。

道路、下水道など複数部署が連携しているのか。

清掃・維持管理にはどれだけの予算を使っているのか。

と細かく質問した。 (沖縄市)

これは単に、

「大雨対策をしてください」

という要望ではない。

行政組織、設計基準、施設量、維持管理、予算まで確認している。

眞榮城氏の質問スタイルがよく表れている部分だ。


2024年も水害対策を継続

2024年12月にも水害対策を取り上げている。

下水道課、道路課、農林水産課などが管理する雨水排水路について、維持管理計画、作業頻度、延長、予算、課題を質問。

比謝川周辺で豪雨が発生した場合の学校、住宅、消防、病院などへの影響にも問題意識を示した。 (沖縄市)

一度質問して終わるのではなく、翌年も同じテーマを追っている。

この点は4年間を評価する上でプラス材料だ。


「内水ハザードマップ」を提案

さらに2025年9月。

眞榮城氏は沖縄市内水ハザードマップを取り上げた。

現在のハザードマップは河川氾濫などが中心であり、短時間の豪雨による「内水氾濫」の危険度も住民に見えるようにする必要があるとして、

現状認識。

今後の取り組み。

市民への周知。

を質問している。 (沖縄市)

雨水問題を、

排水設備の管理 → 浸水リスクの可視化

へ発展させた形だ。


そして2026年3月、市が「雨水出水浸水想定区域図」を公表

その後、沖縄市は2026年3月30日、「沖縄市雨水出水浸水想定区域図」を策定・公表した。

内水氾濫が発生した場合に想定される浸水範囲や浸水深を表示するものだ。 (沖縄市)

これは、眞榮城氏が繰り返し問題提起してきた方向と重なる。

ただし、ここは慎重に見る必要がある。

2024年12月の眞榮城氏の質問時点で、市側ではすでに雨水出水浸水想定区域に関する作業が進んでいた。

したがって、

「眞榮城氏が質問したから、この地図ができた」

と個人の実績として断定することはできない。

より正確なのは、

行政が進めていた浸水対策を議会で継続して取り上げ、進捗や市民への周知を追ってきた

という評価だ。

この「因果関係を盛らない」ことが現職議員の実績検証では重要になる。


沖縄こどもの国の排水設備も質問

2024年6月には、沖縄こどもの国の来園者増加を見据え、

排水管整備。

水回りの修繕計画。

浄化槽。

水質検査。

などを質問している。 (沖縄市)

ここでも「施設を盛り上げる」という観光的な視点だけではなく、利用者が増えた場合のインフラ維持に目を向けている。


越来グスク 文化財をどう残すか

同じ2024年6月には越来グスクも取り上げた。

過去の発掘調査で確認された資料について、

これまでの資料収集。

今後の発掘調査。

詳細分析。

県内外の機関との連携。

後世への伝え方。

を質問している。 (沖縄市)

雨水や区画整理のようなハード整備だけでなく、地域の歴史・文化資産もまちづくりの一部として扱っていることが分かる。


安慶田土地区画整理を継続して追う

眞榮城氏の代表的な地域テーマの一つが、安慶田土地区画整理事業だ。

2024年6月の一般質問通告書では、当時の事業費ベースの進捗率を25.7%見込み、物件移転補償について172件中44件として整理した上で、

令和6年度の事業。

無電柱化。

借地権者の意向。

地権者・借地人が抱える課題。

事業完了の見通し。

を質問した。 (沖縄市)

ここで挙げた進捗率などは、眞榮城氏の一般質問通告書に記載された当時の数字であり、現在の進捗率ではない点には注意が必要だ。


2026年にも安慶田を追跡

2026年2月議会でも安慶田土地区画整理を再び質問。

令和8年度の事業内容に加え、公園整備と自治会館建て替えを並行させ、地域のまちづくりや自治会活性化につなげられないかと提案している。 (沖縄市)

同じ地域事業を複数年にわたって追っている点は評価できる。

一方で有権者側からすれば、

「質問を続けた結果、4年前と比較してどこまで事業が前進したのか」

も当然知りたい。

次の評価段階はそこになる。


2025年、公園遊具の老朽化を問題視

2025年9月には、市内公園の遊具を取り上げた。

使用できない遊具の状況。

安全点検。

老朽化の評価方法。

改修の優先順位。

抜本的な公園整備・遊具再配置計画の有無。

まで質問している。 (沖縄市)

公園は一見小さな問題に見えるが、

子育て環境と地域インフラの両方に関わる。

建設分野と子育て分野をつなぐテーマと言える。


教育では「単元テスト」を質問

同じ2025年9月には、市立中学校での単元テストについても取り上げた。

制度の実施状況や効果だけでなく、学習についていくことが難しい生徒や不登校の生徒への影響、教員側への負担や支援などを問題意識として質問している。 (沖縄市)

ここでも教育制度を導入する側だけでなく、

制度についていけない可能性のある子ども

に目を向けた点は評価できる。


幼児教育、スポーツ、文化施設も取り上げる

2023年12月には幼児教育アドバイザー、市民スポーツ、学校体育館の活用、市民小劇場「あしびなー」、音楽資料館「おんがく村」などを質問している。

特に「あしびなー」については、開館から20年以上が経過した施設として、修繕計画や新たな備品整備を確認した。 (沖縄市)

質問分野の幅広さは、眞榮城氏の特徴の一つだ。


「こども誰でも通園制度」には賛成だけでなく現場負担も問う

2025年12月。

眞榮城氏はこども誰でも通園制度を取り上げた。

通園制度による子育て支援の拡充について意義を認めつつ、

人員確保。

専用スペース。

受け入れ体制。

保育士不足。

保育の質。

といった実施側の問題を質問している。 (沖縄市)

制度そのものに賛成・反対という二択ではなく、

「制度は必要でも、現場が持つのか」

を見る質問だ。

これは保育士不足を2023年から質問してきた流れともつながる。


災害時のキッチンカー・トイレカー活用を提案

同じ2025年12月には、災害時に民間車両を活用する災害対応車両登録制度について質問。

キッチンカー、トレーラーハウス、トイレカーなどを事前登録し、災害時に活用する制度について、市としての取り組みや課題を尋ねた。 (沖縄市)

雨水対策と合わせて見ると、眞榮城氏は、

災害を起こさないためのインフラ対策

と、

災害が発生した後の支援体制

の両方を取り上げている。


2026年は産後ケア・父子支援まで

2026年2月議会では産後ケア事業を質問した。

これまでの成果と課題。

今後の拡充。

きょうだい児の受け入れ。

産後うつなど精神面で支援が必要な妊産婦への対応。

そして、父子に対する新たなサービスの提案。

まで踏み込んでいる。 (沖縄市)

子育て政策を「母親だけの問題」とせず、父親や兄弟姉妹も含めた家族全体の支援として捉えようとしている点は一つの特徴だ。


「老障介護」「親亡き後」の問題も質問

同じ議会では老障介護も取り上げた。

障がいのある人自身が高齢化する中で、

実態調査。

親亡き後を見据えた支援体制。

対象世帯や福祉機関へのニーズ調査。

などを質問している。 (沖縄市)

高齢の親が障がいのある成人した子を支える世帯では、親の高齢化や死後の生活をどう支えるかが長期的な行政課題になる。

こうした「見えにくい福祉課題」を議会へ持ち込んだ点は、評価材料になるだろう。


ここから政務活動費を検証する

では、議会活動を支える公費はどう使われたのか。

沖縄市では政務活動費について、会派の所属議員数×月額6万円を会派へ交付している。 (沖縄市)

ここで非常に重要な点がある。

眞榮城氏の政務活動費を、

「眞榮城氏個人が○○万円使った」

とは書けない。

眞榮城氏は4人会派「護憲凛の会」に所属しているため、公開されている数字は会派全体のものだからだ。 (沖縄市)

ただし、公開資料では眞榮城氏は同会派の経理責任者として記載されている。令和4年度後期、令和6年度、令和7年度の公開資料でも確認できる。 (沖縄市)

したがって、個人支出とは言えない一方、

会派のお金をどう管理・説明するかについては重要な立場にある

と言える。


護憲凛の会 4期間で792万円交付

眞榮城氏の2期目にあたる令和4年度後期から令和7年度まで、護憲凛の会の政務活動費を集計すると次のようになる。

年度

交付額

使用額

返還額

令和4年度後期

72万円

53万7217円

18万2783円

令和5年度

144万円

110万2330円

33万7670円

令和6年度

288万円

237万3871円

50万6129円

令和7年度

288万円

245万6134円

42万3866円

合計

792万円

646万9552円

145万448円

4期間合計では、交付された792万円のうち646万9552円を使用。

執行率は約81.7%となる。令和6年度と令和7年度の収支についても、沖縄市の公式一覧で護憲凛の会の支出と返還額が確認できる。 (沖縄市)


何に使った? 一番多いのは調査研究費

4期間の使途を週刊TAKAPIが集計すると、

調査研究費 336万1276円

広報費 218万2620円

資料作成費 78万3496円

研修費 7万1200円

資料購入費 7万960円

となる。

特に調査研究費が大きい。

議員・会派が市政課題を調べるために政務活動費を使うこと自体は制度の目的に沿ったものだ。

しかし最終的には、

その調査が何の質問・提言・制度改善につながったのか

まで確認することが重要になる。 (沖縄市)


注目は「広報費」の増加

政務活動費で目を引くのは広報費だ。

令和4年度後期と令和5年度には広報費の計上が確認できない一方、

令和6年度は87万9450円

令和7年度は130万3170円

2年間の合計で218万2620円となる。 (沖縄市)

広報費を使うこと自体に問題があるわけではない。

議員活動や調査結果を住民へ知らせることは、政務活動の重要な役割でもある。

ただ、金額が大きくなっている以上、

何を制作したのか。

誰にどのように届けたのか。

市民にどんな情報を還元したのか。

は検証対象になる。

眞榮城氏が経理責任者であることを考えれば、会派としてより詳しい説明があれば透明性は高まる。


賛成・評価できる点① 雨水対策に「継続性」がある

眞榮城氏の4年間で最も評価しやすいのは、雨水・浸水対策を複数年にわたって追っていることだ。

2023年には排水施設と行政組織。

2024年には維持管理。

2025年には内水リスクの可視化。

2026年には安慶田・明道地区の管路整備。

とテーマがつながっている。 (沖縄市)

単発質問ではなく、時間を置いて同じ問題を追っている。

この点は「何をしてきたか」を見る上で分かりやすい強みだ。


評価できる点② 生活者に近いテーマが多い

学校給食。

奨学金。

保育士不足。

公園遊具。

産後ケア。

障がい者福祉。

浸水対策。

これらは、大きな政治理念よりも日々の生活に直接関わる政策だ。

市議会議員に地域住民との距離の近さを求める立場から見れば、眞榮城氏の質問テーマは評価しやすい。


評価できる点③ 「制度の裏側」まで質問する

雨水排水なら、

「整備してください」

だけではなく、管理部署、設計基準、清掃予算まで聞く。

公園なら、

「遊具を直してください」

だけではなく、点検、老朽化評価、優先順位、再配置計画まで聞く。

区画整理なら進捗率だけでなく、地権者、借地人、無電柱化まで扱う。 (沖縄市)

質問の具体性は強みと言える。


一方の批判① 政策が広すぎて「代表実績」が見えにくい

ここからは厳しく見る。

眞榮城氏は非常に多くの分野を質問している。

しかし幅広さは、裏返せば、

「4年間で最も力を入れて実現した政策は何なのか」

が見えにくい。

教育。

保育。

文化。

スポーツ。

防災。

区画整理。

福祉。

公園。

すべて重要だが、現職2期目の評価では「聞いたテーマの数」だけでは足りない。


批判② 「質問した=実績」ではない

これは本シリーズ全議員に共通する基準だ。

例えば内水ハザード問題について、眞榮城氏が継続質問していることは確認できる。

その後、市が浸水想定区域図を公表したことも確認できる。 (沖縄市)

しかし、市の事業は議員の質問以前から進んでいた。

したがって、

「自分が実現した」

と断定できる材料にはならない。

同じことは、

保育士不足。

公園遊具。

給食。

産後ケア。

区画整理。

にも言える。

これから必要なのは、

質問 → 行政答弁 → 予算・制度変更 → 実際の結果

を一本につなげて示すことだ。


批判③ 2期目だからこそ「結果」の基準は厳しくなる

新人議員なら、まず行政課題を議場へ持ち込むこと自体に意味がある。

しかし眞榮城氏は2018年に初当選し、現在は2期目。

2026年に再び評価を受けるなら、

「問題を質問しました」

から一歩進み、

「この問題を4年間追い、ここまで変わりました」

を示すことが求められる。

2期目だからこそ、評価基準は自然と高くなる。


批判④ 政務活動費の「広報費218万円」をどう説明するか

会派全体の支出であり、眞榮城氏個人が218万円を使ったわけではない。

ここは絶対に混同してはいけない。

一方で眞榮城氏は護憲凛の会の経理責任者として掲載されている。 (沖縄市)

だからこそ、

広報費がなぜ増えたのか。

何を広報したのか。

その成果物は市民が確認できるのか。

という説明は重要になる。

これは不正を疑う話ではない。

公費の透明性を高めるための説明責任の問題だ。


批判⑤ 所属会派と行政監視は切り離して見たい

眞榮城氏は現在「護憲凛の会」に所属している。 (沖縄市)

しかし市議の仕事は、政治的立場に関係なく、市行政をチェックすることでもある。

支持する政策なら評価する。

問題があれば追及する。

会派や政治的関係によって行政監視の強弱が変わらないか。

ここはすべての市議に同じ基準で見るべきポイントだ。


賛否が分かれそうな点 「幅広さ」をどう見るか

眞榮城氏の活動は、評価する側と慎重に見る側で分かれやすい。

肯定的に見れば、

「地域の困りごとを幅広く拾う、市議らしい生活密着型」

となる。

一方、批判的に見れば、

「テーマは多いが、どれを自分の責任で最後まで実現させたのか分かりにくい」

となる。

どちらか一方だけを取り上げるのは公平ではない。

公開記録から確実に言えるのは、

質問範囲は広く、特に雨水・浸水対策には継続性がある。

一方で、

眞榮城氏本人の働きかけだけで実現したと断定できる大型の制度変更は、今回確認した資料だけでは明確ではない。

というところだ。


2018年2079票→2022年2048票 支持はほぼ横ばい

眞榮城氏は2018年に2,079票。

2022年には2,048票。

差は31票だった。 (沖縄市)

初当選時の支持をほぼ維持したまま再選したと言える。

しかし2026年は、また意味が違う。

有権者はすでに8年間、市議としての活動を評価できる。

「期待」ではなく、

実績の中身

が問われる選挙になる。


週刊TAKAPIが見る7つの検証ポイント

2026年の市議選を前に、眞榮城氏について今後確認したいのは次の7点だ。

  1. 雨水・浸水対策を実際の被害軽減まで追跡できているか
  2. 安慶田土地区画整理を質問だけでなく事業前進につなげられているか
  3. 保育士不足や「こども誰でも通園制度」の現場課題に結果を出せたか
  4. 公園遊具の老朽化対策は具体的に改善したか
  5. 産後ケア・老障介護など新たな福祉課題を制度拡充へつなげられるか
  6. 政務活動費、とりわけ増えた広報費を会派として分かりやすく説明できるか
  7. 多数の一般質問の中から「眞榮城氏だから実現した」と説明できる成果を示せるか

週刊TAKAPI暫定評価

公開資料だけを基に現時点で整理すると、

雨水・浸水対策の継続性:◎

子育て・福祉への取り組み:○

質問内容の具体性:○

地域インフラ・まちづくり:○

過去質問の追跡:○

本人の働きかけと政策実現の因果関係:△

代表的な「実現実績」の見えやすさ:△

政務活動費の詳細な市民向け説明:今後も確認

という評価になる。

これは選挙の支持・不支持を示すものではなく、公開された議会記録と政務活動費資料から見た編集部の検証上の整理だ。


「質問の数」ではなく「4年間で何が変わったか」

眞榮城健二市議の2期目4年間を追うと、派手な国政テーマよりも、

子育て。

保育。

教育。

福祉。

公園。

浸水。

区画整理。

といった、市民生活に近いテーマを幅広く扱ってきたことが分かる。

特に雨水対策は、2023年から2026年まで継続している。

その一方で、現職2期目を評価するなら、

「問題を取り上げた」

だけでは終われない。

その質問で行政は変わったのか。

予算は動いたのか。

施設は改善したのか。

市民の暮らしは変わったのか。

そこまでが「実績」だ。


2026年9月13日 問われるのは8年間の結果

沖縄市議選は9月6日告示、9月13日投開票予定。

正式な立候補者は告示後に確定する。 (沖縄市)

眞榮城氏が2018年から積み重ねてきた議会活動を、有権者はどう評価するのか。

幅広いテーマを扱うことを、

「地域に寄り添っている」

と見るのか。

それとも、

「もっと代表的な成果を示してほしい」

と見るのか。

そして、護憲凛の会の経理責任者として、公費の使途をどこまで分かりやすく市民へ説明できるのか。

2026年の市議選で問われるのは、

「何を質問してきたか」から、「その結果、何を変えたか」への答えだ。

週刊TAKAPIでは、特定の政党・会派を基準に評価するのではなく、今後も各現職市議について同じ基準で4年間の活動を検証していく。


編集部注

本記事は、2026年8月18日時点で公開されている沖縄市議会の一般質問通告書、選挙結果、議員・会派・委員会資料、政務活動費収支報告、市の事業資料などを基に作成しています。

一般質問に記載された数値や市民からの要望等については、議員が通告書上で示した内容と、行政が独自に認定・公表した事実を区別しています。

また、「一般質問をしたこと」と「その議員の働きかけによって政策が実現したこと」は別に評価しています。因果関係を確認できない事業について、眞榮城氏個人の実績とは断定していません。

政務活動費については、沖縄市では会派単位で交付されるため、本記事で掲載した金額は眞榮城健二氏個人の支出額ではなく「護憲凛の会」全体の数字です。眞榮城氏が公開資料上、会派の経理責任者として掲載されている点を併記しています。 (沖縄市)

批判・賛否については、根拠の確認できない匿名の主張を「市民の声」として採用せず、公開資料から検証できる論点として整理しました。

© 週刊TAKAPI / WEEKLY TAKAPI

リアルタイム
サイト訪問者数
34