沖縄北部のテーマパーク「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」は2026年8月27日、沖縄発のアロハシャツブランド「Eanbe(イアンベ)」とのコラボレーション商品を、9月1日からパーク内ショップで発売すると発表した。
7月25日に迎えた開業1周年のアニバーサリープログラム第8弾。アロハシャツを中心に、ハットやショットグラス、ボクサーパンツ、キーチェーンなどを展開する。
目玉となるメンズアロハシャツの価格は税込3万8000円。テーマパークの定番土産という枠を超え、沖縄発ブランドと連携した本格的なファッション商品として打ち出す。
T-REXや気球をアロハ柄に 「大人のジャングリアスタイル」
今回のために制作された限定テキスタイルは、やんばるの自然を想起させる深いグリーンがベース。
レッドやマスタードをアクセントにしながら、柄の中にはT-REXや気球といったジャングリアを象徴するモチーフをさりげなく取り入れている。
運営側が掲げるテーマは「大人のジャングリアスタイル」。パーク内で着用するだけではなく、旅行後の日常生活でも使えるデザインを意識したという。
Eanbeがブランドテーマとして掲げる「トロピカルシティポップ」と、ジャングリアが持つ自然や恐竜の世界観を組み合わせた形だ。
アロハ3万8000円 ハットやショットグラスも
発表された商品の一部と税込価格は、メンズアロハシャツが3万8000円、パナマ風ハットが6800円、ショットグラスセットが3200円、ボクサーパンツが2500円、栓抜きキーチェーンが1500円。
このほか、ショルダーバッグなども展開する。
アロハシャツはS、M、Lの3サイズを用意する。価格帯からも、一般的なキャラクターグッズというより、服そのものの品質や沖縄でのものづくりを前面に出した商品といえる。
沖縄の縫製技術もコラボの軸に
Eanbeは沖縄発のアロハシャツブランドで、「いいあんべぇを日常に」を掲げる。
ブランド側によると、アロハシャツではデザインに合わせてセルロースやレーヨンなどの素材を使用し、複雑な柄については国内の染工場で手捺染を採用。沖縄の職人による縫製も特徴としている。
今回のコラボについてジャングリア側も、沖縄の縫製工場による品質を理由の一つとしてEanbeとの取り組みを本格化したとしている。
これまで進めてきた伝統工芸や県内アーティストとの連携から、ファッションや縫製といった分野へ地域共創の対象を広げた点も今回の特徴となる。
開業1周年後も地域コラボを強化
ジャングリア沖縄は2025年7月25日に開業し、2026年7月25日に1周年を迎えた。
運営側は1周年を機に「沖縄のみなさんと、次のジャングリアへ。」を掲げ、地域との連携をさらに強める方針を示している。今回のEanbeコラボは、そのアニバーサリープログラム第8弾に位置付けられる。
パークの所在地は沖縄県国頭郡今帰仁村呉我山。名護市内からは車で約20分と案内されている。
9月1日からの販売で、3万8000円という価格帯のアロハシャツがどこまで来園者に支持されるのかも注目される。
テーマパークの商品開発と沖縄発ブランドを結び付ける今回の取り組みは、単なる記念グッズではなく、観光消費を県内のファッション・縫製産業へつなげる試みとしても見ることができる。
編集部まとめ
ジャングリア沖縄が開業1周年企画の第8弾として選んだのは、沖縄発のアロハブランド「Eanbe」だった。
限定アロハは税込3万8000円。T-REXや気球を柄の中に忍ばせながら、パークの外でも着られるデザインを狙っている点が、一般的なテーマパーク商品との違いになる。
今回注目したいのは価格だけではない。ジャングリアが沖縄の文化やアーティストとの連携に加え、県内のファッションブランドや縫製技術を商品価値として組み込んだことだ。
観光客によるパーク内消費を、沖縄のブランドやものづくりへどこまで波及させられるか。開業2年目の地域共創策を測る一つの材料となりそうだ。
週刊TAKAPI編集部/一条
特記事項
今回の新規情報は、ジャングリア沖縄の運営会社が2026年8月27日17時に発表した、Eanbeとのコラボレーション商品および9月1日の販売開始です。
本文に記載した商品価格は発表時点の税込価格です。
ジャングリア沖縄の所在地は今帰仁村です。運営会社の本社は名護市にありますが、商品が販売されるパーク所在地と混同しないよう本文では今帰仁村を基準に記載しています。
「地域のファッション・縫製分野への広がり」は、公式発表で沖縄の縫製工場や地域共創を掲げている点を踏まえた編集部の整理であり、具体的な経済効果が公表されたものではありません。
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