【千葉・船橋】ロイヤルホスト津田沼店のサラダに虫混入 運営会社が謝罪、原因は特定できず

ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」を運営するロイヤルフードサービス株式会社は2026年9月3日、千葉県船橋市のロイヤルホスト津田沼店で、客に提供したサラダに虫が混入していたと発表し、謝罪した。

事案が起きたのは8月18日。会社側は所轄保健所へ報告し、店舗の衛生状態と調理工程を再点検したとしている。一方、虫が混入した詳しい経路については、現在も特定できていない。


ロイヤルホスト津田沼店でサラダに虫が混入

ロイヤルフードサービスの発表によると、2026年8月18日、ロイヤルホスト津田沼店を利用した客から、提供されたサラダに虫が混入しているとの指摘があった。

店舗は客にその場で謝罪。その後、店内での聞き取りなどを通じて事実関係の確認を進めた。

同社は9月3日付で「弊社店舗における異物混入に関するお詫びとお知らせ」を公表。利用客に不快な思いをさせたことに加え、ロイヤルホストの利用者や関係者に心配と不安を与えたとして、謝罪した。

なお、公式発表では混入していた虫の種類や大きさ、該当するサラダの商品名は明らかにされていない。また、客に健康上の影響があったかどうかについても記載されていない。


サラダに虫が混入した原因は?

葉物野菜への付着や検品工程などを調査

ロイヤルフードサービスが社内調査を行った結果、虫の混入につながった可能性のある要因として、次の点が挙げられた。

  • 仕入れた葉物野菜に虫が付着していた可能性
  • 店舗で行う検品工程に関係する可能性
  • 洗浄や調理の段階で異物を除去しきれなかった可能性

ただし、複数の要因が考えられるため、会社側は「原因の特定には至っておりません」と説明している。

混入経路そのものは確定していないものの、店舗での洗浄・調理段階で虫を除去できず、そのまま提供したことを重く受け止めているとした。

原因を断定できていない以上、「仕入れ段階の問題だった」「店舗の検品だけが原因だった」と決めつけることはできない。現時点で確認できるのは、客へ提供されるまでの工程で虫を発見・除去できなかったという点だ。


所轄保健所へ報告、店舗と調理工程を再点検

ロイヤルフードサービスは今回の異物混入について、すでに所轄保健所へ報告した。

保健所の指導を受けながら、ロイヤルホスト津田沼店の衛生状態と調理工程を再点検し、発表時点で確認作業を完了したとしている。

一方、公式発表では、保健所による具体的な指導内容や検査結果、店舗に対する行政処分の有無について詳しい説明はない。

また、店舗の営業を一時休止したか、通常営業を継続しているかについても発表資料には記載されていない。


ロイヤルホストが発表した3つの再発防止策

同社は今回の事態を受け、主に3つの再発防止策を実施すると発表した。

1.ロイヤルホスト津田沼店の特別清掃

異物混入が確認された津田沼店で、衛生管理の再確認と「店舗特別清掃」を実施する。

ただし、清掃の実施日や対象範囲、完了時期などの詳細は公表されていない。

2.葉物野菜の検品・洗浄を厳格化

店舗で行う葉物野菜の洗浄と検品について、チェックフローをさらに厳しくする。

あわせて作業マニュアルの再教育を行い、調理工程で虫などの異物を見落とさない体制を強化する方針だ。

3.提供直前の目視確認を義務化

全従業員に対し、料理を客へ渡す直前の目視確認を義務付ける

さらに、店舗の現場を指導する役職者を対象に今回の事例を踏まえた教育を行い、継続的な指導と衛生管理意識の向上を図るとしている。


発生から公表までは約2週間

虫の混入が指摘されたのは8月18日で、会社が公式に発表したのは9月3日だった。

発生から公表までの間に、店舗での聞き取りや社内調査、保健所への報告、衛生状態と調理工程の再点検が行われたことになる。

ただし、公式発表では、公表まで約2週間を要した理由や、調査をどの時点で開始・終了したかは説明されていない。

飲食店で異物混入が発生した場合、混入物の種類、侵入経路、食材の保管状態、洗浄工程、提供直前の確認など、複数の段階を検証する必要がある。今回も会社側は複数の可能性を示したものの、最終的な原因の特定には至らなかった。


今後問われるのは再発防止策の継続性

今回発表された対策には、特別清掃だけでなく、検品・洗浄工程の厳格化、従業員教育、提供直前の目視確認が含まれている。

一時的な対応で終わらせず、各店舗で継続して実施できるかが重要になる。特に葉物野菜は形状が複雑で、葉の重なりなどに異物が残る可能性もあるため、洗浄と複数段階での確認が欠かせない。

ロイヤルフードサービスは、グループ全体で信頼回復に向けた取り組みを徹底するとしている。ただし、同様の点検や教育を津田沼店以外の店舗にも広げるかについて、公式発表では具体的な対象範囲を示していない。


混入していた虫の種類は公表されている?

公式発表では、異物を「虫」と表現しており、種類や大きさは明らかにされていない。SNSなどで虫の種類に関する情報が出回っていても、会社が正式に確認した情報とは区別する必要がある。

健康被害は確認されている?

ロイヤルフードサービスの発表には、利用客の体調や健康被害に関する記載はない。このため、健康への影響の有無は公表資料からは確認できない。

津田沼店以外でも同様の混入があった?

今回の公式発表が対象としているのは、ロイヤルホスト津田沼店で発生した1件である。他店舗で同様の事案が発生したとの情報は、今回の資料には記載されていない。

問い合わせ先は?

利用客からの問い合わせは、ロイヤルホールディングス株式会社 お客様相談室が受け付けている。電話番号は0120-862-701、受付時間は平日の午前10時から午後5時まで。


※本記事は公開されている企業情報、報道内容、地域特性、市場動向などをもとに編集部が独自に考察した内容です。企業や関係者が公表している出店理由・経営方針を断定するものではなく、一部に編集部の見解や推測が含まれます。最新かつ正確な情報は、各企業・自治体の公式発表をご確認ください。

各種ご相談、情報提供、現地写真・動画、関係者からの証言などをお持ちの方は、メール(info@108takapi.jp)、各種SNSのDM、または公式LINEまでお寄せください。週刊TAKAPI編集部が内容を確認のうえ、取材・報道の参考とさせていただきます。

週刊TAKAPI編集部:黒木

リアルタイム
サイト訪問者数
35