埼玉西部消防局は9月2日、埼玉県消防学校に入校していた所沢東消防署所属の20代男性主事補について、他の学生への暴力行為や、複数の学生に対する脅迫的・侮蔑的な発言があったとして懲戒処分にしたと発表しました。
処分は8月29日付で、給料の10分の1を4カ月減額する内容です。
6月に暴力 7月には複数学生へ脅迫的・侮蔑的な発言
消防局によると、問題となった行為は2026年6月ごろと7月ごろに起きました。
6月ごろ、男性主事補は消防学校の構内で他の学生に暴力的な行為をしたとされています。
さらに7月ごろには、複数の学生に対して脅迫的・侮蔑的な発言をしたということです。
一連の問題は、学校側から消防局への報告によって明らかになりました。
男性主事補の氏名や、暴力行為の具体的な内容、被害を受けた学生にけががあったかどうか、発言の詳細については公表されていません。
4月1日にハラスメント防止宣言を策定
埼玉西部消防組合は2026年4月1日、村田雄一消防局長の就任に合わせ、「ハラスメント防止宣言」を新たに策定しました。
今回の問題行為は、その後の6月と7月に起きています。
消防職員を育成する消防学校で暴力行為や脅迫的・侮蔑的な発言が確認されたことから、個人への処分だけでなく、研修期間中の指導や相談、問題を早期に把握する仕組みが実際に機能するかも今後の課題となります。
村田雄一消防局長「再発防止と信頼回復に努める」
村田雄一消防局長は、「このようなことが二度と起こらぬよう、一丸となって再発防止に取り組み、信頼回復に努める」としています。
埼玉西部消防組合は、所沢市、飯能市、狭山市、入間市、日高市の5市を管轄しています。消防年報2025では、2025年4月1日時点の管内人口は76万4763人です。
編集部まとめ
4月にハラスメント防止方針を打ち出した後に起きた事案だけに、今後は処分後の再発防止策が消防学校を含む実際の職員教育にどう反映されるかが検証点になります。
週刊TAKAPI 編集部/成田
特記事項
この記事は2026年9月5日時点で確認できる公表情報をもとに構成しています。
被処分者の氏名、暴力行為の具体的な態様、被害学生のけがの有無、脅迫的・侮蔑的とされた発言の詳細は公表されていません。公表範囲を超えた推測は行っていません。
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