【愛知•豊川】約50本の燃える松明が赤塚山へ 9月12日に「伊知多神社 秋葉火祭り」

豊川市市田町で2026年9月12日(土)、地域の防火や虫よけを祈願する伝統行事「伊知多神社 秋葉火祭り」が開催される。

午後6時から伊知多神社で神事が執り行われ、午後6時30分ごろから例年約50本の松明に火をともす。燃え上がる松明の行列は、赤塚山山頂にある秋葉神社を目指して夜の道を進む。

伊知多神社 秋葉火祭り|2026年度開催概要

開催日:2026年9月12日(土)
開催時間:午後6時~午後8時
神事:午後6時から
松明への点火・出発:午後6時30分ごろ
開催場所:伊知多神社・赤塚山秋葉神社
伊知多神社所在地:愛知県豊川市市田町宮田9番地
松明の本数:例年約50本
問い合わせ先:豊川市観光協会
電話番号:0533-89-2206


約50本の松明が夜の田園地帯を進む

祭りでは、伊知多神社で神事を行った後、神火を松明に移し、赤塚山山頂の秋葉神社まで行列する。

松明は竹を芯にして、わらを束ねて作られる。過去の豊川市広報では、高さ約3メートルの松明が使われ、夕闇の田園地帯を約50本の火が連なって進む様子が紹介されている。

火の粉を散らしながら進む松明行列は、市街地で暮らしているだけではなかなか知る機会のない、豊川の地域文化を象徴する光景の一つだ。


何を祈願する祭りなのか

秋葉火祭りでは、地域で火災が起きないことと、農作物を害虫から守ることを祈願する。

現在は防火祈願の祭りとして知られているが、かつては稲の害虫を追い払う「虫送り」の意味も持ち、「虫送り火祭り」と呼ばれたという。

火は地域に被害をもたらす存在である一方、神事では祈りを届ける象徴にもなる。火を扱う祭りを通じて火災への戒めを共有することにも、行事を受け継ぐ意味がある。


約200年前から続くとされる地域の祭事

過去の地元報道では、伊知多神社の秋葉火祭りは約200年前から続く祭事と紹介されている。

一方で、長い歴史の中では一時期、行事の規模が縮小していたとされる。地域の中学生が郷土の歴史を研究したことを契機に、1980年ごろから本格的に再開されたという経緯も報じられている。

単に「昔から続いている」だけではない。地域住民が一度薄れかけた伝統を見直し、次の世代へつないできた祭りでもある。


赤塚山山頂の秋葉神社まで約1キロ

松明行列は、伊知多神社から天王橋付近を経て、赤塚山山頂にある秋葉神社へ向かう。紹介資料では、行程は約1キロとされている。

山頂に到着した松明を所定の場所へ納めた後、火難鎮護を願う神事が執り行われる。

交通アクセスの目安は、JR飯田線豊川駅からタクシーで約20分、名鉄名古屋本線国府駅からタクシーで約15分。駐車場や観覧場所、当日の交通規制などは、事前に主催者側へ確認しておきたい。


見学時は火の粉や夜道に注意

祭りでは大きな松明が実際に燃やされるため、見学する場合は火の粉や煙に注意が必要だ。

行列の進行を妨げないように距離を取り、係員や主催者の案内に従うことが欠かせない。特に子どもを連れて見学する場合は、燃えている松明へ近づかせないよう注意したい。

また、開催時間帯は日没後となる。赤塚山周辺や行列経路では足元が見えにくくなる可能性があるため、歩きやすい靴や携帯用ライトを準備しておくと安心だ。


編集部の視点|観光化されすぎていない豊川の地域文化

東三河には、全国的な知名度は高くなくても、地域住民によって守られている祭りが数多く残る。

伊知多神社の秋葉火祭りも、その一つだ。大規模なステージイベントではなく、神火を運び、防火と虫よけを祈るという本来の祭事が中心となっている。

約50本の炎が田園地帯を連なって進む光景には強い視覚的な迫力がある。一方、重要なのは「映える火祭り」として消費するだけでなく、地域の安全と農業を願って受け継がれてきた背景まで知ることだろう。


雨が降った場合も開催されますか?

公開されている案内では、雨天時の対応や延期・中止条件は明記されていません。当日の天候が不安定な場合は、豊川市観光協会の公式サイトや問い合わせ窓口で確認してください。

観覧には予約や料金が必要ですか?

公式案内では、観覧予約や料金についての記載は確認できません。松明を持って行列へ参加できる対象や参加方法についても、見学とは別に確認が必要です。

写真撮影はできますか?

撮影の可否や撮影場所について、公式ページに詳細な案内はありません。神事や行列の妨げにならない位置から撮影し、フラッシュや三脚の使用は現地係員の指示に従ってください。

駐車場はありますか?

公式の開催案内には専用駐車場の詳細が掲載されていません。路上駐車や近隣施設への無断駐車は避け、事前に豊川市観光協会へ確認するのが安全です。


※本記事は公開されている企業情報、報道内容、地域特性、市場動向などをもとに編集部が独自に考察した内容です。企業や関係者が公表している出店理由・経営方針を断定するものではなく、一部に編集部の見解や推測が含まれます。最新かつ正確な情報は、各企業・自治体の公式発表をご確認ください。

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週刊TAKAPI編集部:黒木

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