愛知県教育委員会は、津島市立神守中学校の男性教諭と、愛知県立岩津高校の男性教諭について、それぞれ懲戒処分を行った。
神守中学校の杉原啓貴教諭(32)は、当時17歳だった少女とSNSで連絡を取り合い、安城市内のホテルでみだらな行為をしたとして懲戒免職となった。
一方、岩津高校の65歳の暫定再任用教諭は、生徒に画鋲などを投げたり、生徒の肩を押して椅子ごと転倒させたりしたとして戒告処分を受けた。
いずれの事案でも、学校長に管理監督責任を理由とした措置が取られている。
17歳少女とSNSで連絡 ホテルでみだらな行為
愛知県教育委員会が公表した資料によると、津島市立神守中学校の杉原啓貴教諭(32)は、2025年12月26日から2026年5月24日までの間、当時17歳だった少女とSNSで連絡を取り合い、1対1で会うなどしていた。
さらに5月24日、安城市内のホテルで、少女が18歳未満であることを知りながら、みだらな行為をしたという。
県教委は「わいせつ行為」を処分理由として、杉原教諭を9月3日付で懲戒免職とした。
また、管理監督責任として神守中学校の校長を文書訓告とした。
岩津高校では生徒に画鋲など投げる
同じ9月3日、県教委は愛知県立岩津高校の65歳の男性暫定再任用教諭についても戒告処分とした。
県教委によると、教諭は5月7日の授業中、生徒のスリッパやノートに油性マーカーなどで落書きしたほか、生徒に向けて画鋲や、画鋲を刺した消しゴムを投げた。
行為はこれだけではなかった。
6月5日と10日の清掃時間には、階段を上ってきた生徒の両肩をつかんで恐怖心を与えたり、階段の上から生徒3人の肩を両手で押したりしたという。
生徒を椅子ごと転倒させる行為も
さらに6月16日の授業中には、椅子の前脚を浮かせた状態で座っていた生徒の肩を両手で押し、生徒を椅子ごと転倒させた。
県教委は一連の行為を「不適切な行為」として、65歳の教諭を戒告処分とした。
岩津高校の校長についても管理監督責任を理由に厳重注意としている。
2件とも学校長に管理監督上の措置
今回公表された2件は、行為の内容も処分の重さも異なる。
神守中学校の事案では、17歳の少女へのわいせつ行為を理由として教諭本人が懲戒免職となり、校長が文書訓告を受けた。
岩津高校では、生徒への複数の不適切な行為を理由として教諭本人が戒告、校長が厳重注意となった。
いずれも2026年9月3日付の処分で、愛知県教育委員会が同日公表している。
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