元参院議員の外山斎氏が、自身についてX(旧Twitter)に投稿された内容で名誉を傷つけられたとして、元宮崎県知事の東国原英夫氏を名誉毀損の疑いで刑事告訴していたことが9月20日、分かった。
共同通信によると、宮崎県警は18日、東国原氏を同容疑で書類送検した。外山氏が明らかにしたという。東国原氏側は取材に「弁護士に任せているので回答できない」としている。
問題とされたのは2024年6月のX投稿
外山氏は自身の公式ブログ「誹謗中傷」で、2024年6月に自身について、
「暴力団と付き合いがあると言う事か?」
との趣旨の投稿をされたと説明している。
同ブログでは、この投稿を巡り「刑事告訴も含め、法的対応を検討せざるを得ない」としていた。
今回、外山氏の告訴を受け、宮崎県警が東国原氏を名誉毀損の疑いで書類送検したことが明らかになった。
ただし、問題となった投稿内容が名誉毀損罪に当たるかどうかについて、司法判断が出たわけではない。
書類送検は起訴や有罪を意味しない
今回確認されている手続きは書類送検だ。
検察庁によると、警察から事件の送致を受けた検察官は、証拠や関係者への事情聴取などを踏まえ、起訴するか不起訴にするかを判断する。書類送検された段階で刑事責任が確定するものではない。
東国原氏が逮捕されたとの報道は確認されていない。
東国原氏は次期宮崎県知事選への出馬を表明
東国原氏は4月9日、記者会見を開き、次期宮崎県知事選への出馬を正式に表明している。FNNプライムオンラインは、2027年1月に任期満了を迎える知事選への出馬表明として報じている。
その後、宮崎県選挙管理委員会は次期知事選について、12月10日告示、12月27日投開票の日程を決定している。9月20日時点で東国原氏は立候補予定者の一人となっている。
共同通信も今回の書類送検を伝える記事で、東国原氏が次期知事選への出馬を表明している事実を併記している。
ただし、告訴や捜査と知事選との因果関係について、宮崎県警や当事者が説明したとの情報は確認されていない。刑事手続と選挙は分けて扱う必要がある。
焦点は検察の処分
現時点で確認できるのは、外山氏が刑事告訴し、宮崎県警が東国原氏を名誉毀損の疑いで書類送検したことまでだ。
東国原氏側は個別の事実関係について詳しく回答せず、弁護士に任せているとしている。
今後は、検察が捜査内容を確認した上で、起訴・不起訴などの処分を判断することになる。
編集部まとめ
元参院議員の外山斎氏が、2024年6月のX投稿で名誉を傷つけられたとして東国原英夫氏を刑事告訴し、宮崎県警は9月18日、東国原氏を名誉毀損の疑いで書類送検した。
外山氏は公式ブログで、自身と暴力団との関係を示唆する内容の投稿があったと説明している。
書類送検は起訴や有罪を意味しない。今後は検察が起訴・不起訴などを判断する。
週刊TAKAPI編集部/成田
特記事項
この記事は、2026年9月20日時点の共同通信配信、外山斎氏の公式ブログ記事「誹謗中傷」、東国原英夫氏の次期宮崎県知事選への出馬表明に関する公開報道、検察庁の刑事手続資料を照合して構成しています。
宮崎県警による個別事件の送致書類や告訴状全文は確認できていません。
問題となったX投稿については外山氏側が示した内容を記載しており、その内容の真実性や名誉毀損罪の成立について司法判断は出ていません。
東国原氏は次期宮崎県知事選への出馬を表明していますが、今回の告訴・書類送検との因果関係や政治的意図を示す公表情報は確認されていません。

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