三重県伊勢市のおかげ横丁で、秋の恒例イベント「第32回来る福招き猫まつり」が開かれている。2026年9月19日から29日までの11日間、全国の招き猫作家による作品展示をはじめ、限定商品の販売や作家の実演、絵付け体験などが行われる。入場は無料で、一部の展示・体験は有料。
今年のテーマは「お木曳の伊勢にて 福を招く」。2026年と2027年に行われる伊勢の伝統行事「お木曳」にちなみ、受け継がれてきた文化と未来への願いを、さまざまな招き猫で表現する。
32回目の「来る福招き猫まつり」 全国の作家による新作も
「来る福招き猫まつり」は、「9(来る)29(福)」の語呂合わせから制定された9月29日の「招き猫の日」に合わせて開かれているイベントだ。1995年に始まり、2026年で32回目を迎えた。
古くから商売繁盛や家内安全、開運招福の縁起物として親しまれてきた招き猫に一年間の感謝を伝え、新たな「福」との出会いを願う催しとして続いてきた。
メイン会場となる伊勢路名産味の館2階「大黒ホール」では、「招き猫現代作家展」を開催。天野千恵美さん、有田ひろみ・ちゃぼさん、大谷望さん、小澤康麿さん、佐山泰弘さん、松風直美さん、もりわじんさんら12組の出展が予定されている。
陶芸や木工、張り子、立体造形など、作家によって素材も表現方法も異なる。昔ながらの縁起物というイメージにとどまらない、現代アートとしての招き猫を楽しめるのも特徴だ。
2026年は「お木曳」がテーマ
今回のテーマになった「お木曳」は、伊勢神宮の式年遷宮に向け、御神木を多くの人々が力を合わせて曳く伊勢を代表する行事。2026年と2027年に実施される。
今回のまつりでは、全国の作家が「お木曳」を題材に、それぞれの感性で作品を制作した。
20年に一度の式年遷宮につながる伊勢の伝統と、庶民に長く親しまれてきた招き猫。2026年ならではの二つの文化を結びつけた企画となっている。
絵付けや箸づくりも 見るだけではない「招き猫まつり」
期間中は作品鑑賞だけでなく、来場者が参加できる体験型イベントも用意されている。
真っ白な張り子の招き猫に色を付け、自分だけの一体を作る招き猫の絵付けをはじめ、お木曳にちなんだ箸づくり体験、作家による実演などが行われる。限定作品や限定商品の販売も予定されている。
また、おかげ横丁内の飲食店では、まつりに合わせた「来る福料理」も登場。招き猫をモチーフにした料理や秋の味覚を使ったメニューなど、各店が趣向を凝らした期間限定メニューを展開する。
9月29日は「来る福の日」 招き猫巡行も
最終日の9月29日は「来る福の日」として、期間中でも特別な催しが予定されている。
おかげ横丁では「招き猫巡行」や「吉兆招福鈴授与」を実施。まつりのフィナーレを飾る。
イベントは9月29日まで。開催時間は午前9時29分から午後5時29分までで、催しによって時間が異なる場合がある。
「第32回来る福招き猫まつり」開催概要
**開催期間:**2026年9月19日(土)~9月29日(火)
**開催時間:**9時29分~17時29分 ※催しにより異なる
会場:おかげ横丁一帯(三重県伊勢市宇治中之切町52)
入場料:無料 ※一部展示・体験は有料
問い合わせ:おかげ横丁総合案内 0596-23-8838
イベントの詳細や各催しの日程は、おかげ横丁「第32回来る福招き猫まつり」公式案内で確認できる。
伊勢観光と一緒に楽しめる秋の恒例イベント
おかげ横丁は伊勢神宮内宮の宇治橋から徒歩約5分、おはらい町の中ほどに位置する。
招き猫作品の展示販売だけでなく、伝統文化、ものづくり体験、食まで組み合わせているのが「来る福招き猫まつり」の特徴だ。
特に今年は「お木曳」という伊勢にとって節目となる行事がテーマ。伊勢参りとともに、全国の作家が表現するさまざまな「福」を探してみるのも楽しみ方の一つになりそうだ。
※本記事は公開されている企業情報、報道内容、地域特性、市場動向などをもとに編集部が独自に考察した内容です。企業や関係者が公表している出店理由・経営方針を断定するものではなく、一部に編集部の見解や推測が含まれます。最新かつ正確な情報は、各企業・自治体の公式発表をご確認ください。
週刊TAKAPI編集部:黒木

コメント
0件まだコメントはありません。最初のコメントを投稿してみませんか。
この記事のコメント投稿は締め切られています。