新潟県教育委員会は9月25日、長岡市内のラブホテルに無断で侵入したとして、中越地方の小学校に勤務する30代の男性教員を停職3カ月の懲戒処分とした。
男性教員は2025年12月6日午後9時前、長岡市内のラブホテルに侵入し、その場で現行犯逮捕されていた。
県教委によると、男性はホテル内の音を聞く目的で、シャッターが開いていた1階のガレージから建物内へ入り、階段で2階へ上がった。その後、客室のドア付近で耳を澄ませていたとされる。
今回の事件では、懲戒処分とは別に、男性は罰金10万円の刑事処分を受けている。
開いていた1階ガレージから侵入 2階客室前へ
県教委の説明によると、男性教員がホテルに侵入したのは2025年12月6日午後9時前。
現場は長岡市内にあるラブホテルだった。
男性は、シャッターが開いていた1階部分のガレージからホテル内部へ入り、階段を使って2階へ移動した。
その後、客室のドア付近でホテル内の音を聞こうとしていたとされる。
男性は現場で現行犯逮捕された。
今回の懲戒処分は、こうした勤務時間外の私生活上の行為について、教職員としての信用を損なったとして行われたものとなる。
「ホテル内の音を聞きたかった」
男性教員は県教委の聞き取りに対し、ホテル内の音を聞きたかったという趣旨の説明をしている。
また、過去にこのホテルを利用した経験があり、そこから侵入することを思いついたとも説明したという。
一方、今回確認できる公表情報では、客室内にさらに侵入した、宿泊客を撮影した、録音したなどの行為は示されていない。
このため、本稿では、県教委が公表したホテルへの侵入行為と、本人が説明した目的の範囲に限定して記載する。
私生活上の人間関係で「ストレス」
県教委によると、男性教員は、プライベートでの人間関係を巡るショックによってストレスを抱えていたことが、今回の行為に至った背景だったと説明している。
ただし、これは本人が県教委に説明した動機だ。
「ストレスがあったから侵入した」と客観的な原因が確定したわけではなく、私生活上の事情と建物への侵入行為は分けて見る必要がある。
停職3カ月 刑事処分は罰金10万円
新潟県教委は9月25日付で男性教員を停職3カ月とした。
また、刑事手続では罰金10万円の処分を受けたとされる。
つまり今回の事案では、
県教委による停職3カ月という懲戒処分と、罰金10万円という刑事処分の双方が確認されている。
懲戒処分は教職員としての服務上の責任を問うもので、刑事処分とは別の手続となる。
男性教員「失った信頼を1日ずつ積み重ねたい」
県教委によると、男性教員は今回の処分について、学校や周囲に多大な迷惑をかけたとして反省の意を示している。
今後については、同様のことを二度と起こさないようにし、「失った信頼を1日ずつ積み重ねていく」という趣旨の説明をしているという。
男性が停職期間終了後に現在の学校へ復帰するのか、配置などに変更があるのかについては、現時点で確認できる公表情報では明らかになっていない。
教職員の私生活上の非違行為も懲戒対象
今回の行為は学校内や児童に対して行われたものではない。
一方、教職員には勤務時間外を含め、公務への信用を損なわないことが求められる。
今回、男性は勤務外の私生活上の行為で現行犯逮捕され、刑事処分も受けたことから、県教委が服務上の責任を問う形となった。
今後は、男性教員の復帰後の指導体制や再発防止について、県教委や学校がどのように対応するかも確認点となる。
編集部まとめ
長岡市内のラブホテルに無断で侵入したとして、中越地方の小学校に勤務する30代男性教員が停職3カ月となった。
男性は1階のガレージから入り、2階客室前でホテル内の音を聞こうとしていたとされる。現場では現行犯逮捕され、刑事処分として罰金10万円も受けた。
県教委には、私生活上のストレスが背景にあったと説明し、処分後は「失った信頼を1日ずつ積み重ねたい」とする趣旨の反省を示している。
週刊TAKAPI編集部/成田
特記事項
この記事は、2026年9月25日までに確認できた新潟県教育委員会の処分内容と公開情報を基に構成しています。
男性教員は2025年12月6日、長岡市内のラブホテルに侵入し、現行犯逮捕されたとされています。
県教委は9月25日付で停職3カ月の懲戒処分とし、刑事手続では罰金10万円の処分が確認されています。
男性が説明した「ストレス」は本人側の説明であり、行為の客観的な原因として本稿では断定していません。
また、盗撮、録音、客室内への侵入など、県教委が公表していない行為については記載していません。

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