【独自インタビュー】看護師から豊橋市議へ 諸井菜々子氏が語る政治への挑戦と「制度の狭間」

活動を振り返って 少数の声にどこまで応えられたか

諸井市議は、自身の議員活動を定期的に振り返るようにしているという。

取材では、これまで取り組んできた政策の中には、対象となる市民が決して多くないものもあると説明した。

しかし、対象者が少ないからといって、課題そのものが小さいわけではない。

多くの市民が利用する制度は一定程度整っていても、その枠組みでは支援を受けられない人がいる。

諸井市議は、相談を寄せた人たちの期待に少しでも応えられた部分があったことを、これまでの活動の中で意味のあるものとして受け止めているという。

また、議員になる前に考えていたことと、現在取り組みたいことには変化もあると話した。

それ自体を悪いこととは捉えていない。

実際に市民から相談を受け、議会で行政と向き合う中で、関心を持つ問題や取り組むべき課題も変わってきた。

看護師として医療現場に立ち、家庭生活や子育てを経験し、市議会議員となった諸井氏。

今回のインタビューで語られたのは、政治への挑戦の背景だけではない。

実現できたと考える政策がある一方、行政との議論を通じても改善につなげられなかった問題があるという、議員活動の現実だった。

市民の相談が実際にどのような制度の見直しにつながったのか。そして、残された課題に市政はどう向き合っているのか。

週刊TAKAPIでは、今回のインタビューで語られた個別の政策について、今後の連載で取り上げていく。

次回は放課後等デイサービスの地域偏在問題

連載第2回では、放課後等デイサービスをめぐる保護者からの相談を取り上げる。

市全体では受け入れ定員が足りているとされながら、自宅から通える事業所が見つからない。送迎の条件によって利用が難しくなる家庭もある。

諸井市議が語った制度見直しへの働きかけと、豊橋市の対応について、取材内容や行政資料を基に検証する。


取材日:2026年9月25日

取材場所:豊橋市役所

取材対象:豊橋市議会議員・諸井菜々子氏

担当記者:鈴木・成田

記事更新日:2026年10月9日

※本記事は週刊TAKAPIによる独自インタビューを基に構成した。本人の発言は趣旨を損なわないよう整理し、政策の実施状況については議員本人の説明と確認できた事実を区別している。

コメント

0件

まだコメントはありません。最初のコメントを投稿してみませんか。

コメントを投稿する

名前は空欄でも投稿できます。その場合は「匿名」と表示されます。